2010年02月03日

七草 下北沢

大林千茱萸(ちぐみ)さんと、うちの奥さんと3人で食事に出掛けました。千茱萸さんと知り合った頃、下北沢の「七草」という店が話題に上がったことがあります。旬の野菜を使用したヘルシーな野菜・豆料理を提供する評判の店とのことでした。あれから数年経っていますが、七草のことはずっと気になっていました。千茱萸さんと食事に行く話になった時、真っ先にこの店のことが頭に浮かびました。七草は下北沢の住宅地にひっそりとたたずむ小さな店。地図を見ながらでも、ちょっと発見するのが難しいような分かりづらい場所にあります。

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店は住宅地の比較的静かなところにあります。少し下がったところに入り口があって、周囲と店内を隔てる役割をしています。中はこぢんまりとして落ち着いた雰囲気。外とは完全な別世界になっています。お通しのように運ばれてきた、ネギとカブのすりながしは、コショウが効いたコーンポタージュのようなスープ。なかなか気が効いています。生麩と菊の花のみぞれ和えは、不思議な組み合わせでいきなり目が覚めるような新鮮な感覚。大根おろしでさっぱりといただけます。胡麻豆腐の薄くず仕立て、香りのいい青菜の辛子醤油和えと共に、盛り合わせで、きぬかつぎ、いんげん、大徳寺納豆など。控えめでいて、個性のはっきりとした料理が少量ずつ。野菜や豆を中心とした質の高い料理が続きます。

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アケビと金時豆のかき揚げ、菱の実と味噌がちょこんと乗っています。豚バラと大豆の味噌炊きは、この唯一と言っていい肉料理。七草は、ほとんど精進料理のような野菜と豆中心の料理ばかりですが、どの料理もはっきりとした個性があって、それだけで完結しています。ポーション少なめながら、存在感がある料理ばかり。明確な意図と完成度の高さがそうさせるのでしょうか。キッチリ作ってあるのに、刺々しさのない優しい料理ばかり。すんなりと食べれるところが、この店のよさでしょう。

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酒は、開春、秋鹿、初孫などを注文。いくつか気の効いた酒があるので、酒飲みでも楽しめるのではないでしょうか。最後は椎茸ごはん、焼きカキ、氷豆腐など。店内はこぢんまりとしていますが、客層が落ち着いているからか、話し声もそれほど気になりません。七草は、隠れ家的に使える雰囲気のいい店です。野菜を上手く使った料理の数々が印象に残りました。


■店名:七草 (ななくさ)
■住所:東京都世田谷区代田5-1-20
■電話:03-3410-2993
■営業時間:17:30~22:00(L.O)
■定休日:月曜・第2火曜


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