2010年09月21日

西麻布 ふるけん

ラーメン王 石神秀幸が発案した企画「高級食材使わなくてもウマい料理は作れるの会」。放送作家すずきBさんが主催する、美味いもの好きの会「UMiners Club」でのイベントです。「料理人が手間を惜しまず知恵と技術を凝らして料理すれば、高価な食材を使わなくても美味しい料理は作れる」というテーマ。単に安価な食材ばかりを使用してコストを下げようとか、そういう意味ではありません。あくまで料理人の知恵と技術にスポットを当て、食材に頼りすぎない美味しい料理を堪能しようという会です。会場は西麻布の人気店「ふるけん」。「なだ万」で修業をして、渋谷「食幹」を経て独立した古川弘英氏のお店です。

ふるけん

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会費は1人4,000円。ワインなど飲み物も豊富に用意されています。この日のメニューは次のようなものでした。

【メニュー】
・マッシュルームと松茸のすり流し
・岩中豚のローストポーク
・水蛸ともずくのケッペリーニ
・ミモレット銀杏とからすみ銀杏
・ちぃーむし
・戻りかつおのたたき トマトポン酢
・秋刀魚肝干し 黄味おろし
・京都平井牛ネック 八丁味噌煮込み
・明太子ととうもろこしの炊きこみご飯

一見、特別安価な食材も見当たらず、どこをどう工夫したか分かりづらい内容です。ご主人は寡黙で謙虚な方。自慢したりアピールしたりしないので、料理の説明を聞いても、苦労した点、工夫したところがなかなか伝わってきません。ただ、これだけの料理を、この値段で出せるという事実。それだけで十分のような気もします。

例えば「京都平井牛ネック 八丁味噌煮込み」は、ネックを使用しています。スネやほほ肉ではなく、ネック。「平井牛」というのもあまり聞かない名です。宮崎の尾崎牛は有名ですが、その尾崎さんが認める京都丹波牧場の平井さんの牛だそうです。尾崎牛同様の育て方を実践して、尾崎さんが認める品質を実現しています。尾崎牛を使わずして、同等の品質の肉を使っているということになりますね。こういった工夫によって、料理のレベルを下げずに安いコースを提供することができたようです。

まずは、ミモレット銀杏とからすみ銀杏、岩中豚のローストポーク、戻りかつおのたたき トマトポン酢などをつまみながら、初対面の方々にご挨拶。UMiners Clubの本会は、未だ36人しかいないのですが(参加条件あり。UMiners Club Annexは参加自由です。)、この会で9回目のイベントなんだそうです。

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ふるけん名物の「ちぃーむし」。クリームチーズ、ミモレットなど3種類のチーズに、もち米、カラスミ、鮑、鯛などが入っています。いや、鮑とか入ってなかったような・・。キンメは入ってました。今回のテーマに合わせて食材を変えたのでしょうか。チーズをこれだけ使っても、味はしっかりと和風なのがいいですね。あんかけの出汁ともち米がリゾットのようで、なんとも旨い。水蛸ともずくのカッペリーニは、残念ながら食せず。この辺になると、参加者と話が盛り上がってしまい、ほとんど料理は食べれない状態です。

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UMiners Club副管理人の麻布ヒロオさんにも、ようやくお会いできました。あまりにグルメな話が楽しすぎて、料理を忘れるほどでした。京都平井牛ネック 八丁味噌煮込み、秋刀魚肝干し 黄味おろしなどが出ていたのですが、ほとんど一口しか食べていません。こういう会では、どうしても出会いが優先になります。ただ、その場の食事よりも魅力ある食の話ができる人というのも、そんなにいるわけではありません。

最後は席に戻って、落ち着いて、明太子ととうもろこしの炊き込みご飯。身体に染みるような旨さで、ついつい2杯くらいお替りしてしまいました。



■店名:ふるけん
■住所:東京都港区西麻布2-25-12 西麻布エイトビル2F
■電話:03-3409-2606
■営業時間:12:00~15:00、18:00~24:00
■定休日:月曜・祝日


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