2011年04月06日

八百善 ラーメン 常滑

昨年、名古屋に1泊旅行に行ってきました。名古屋といえば、ひつまぶし、モーニングなど独自の食文化があるところ。ラーメンに関しても、面白い店がいくつかあります。その中でも以前から一度は訪問したいと思っていたのが、愛知県常滑市にある「八百善(やおぜん)」。ラーメンのビジュアルも強烈ですが、それよりも、あるラーメン関係の本で見掛けたご主人の笑顔が印象に残りました。「この人のラーメンを食べてみたい」と思わせる、いい顔です。常滑は名古屋からも遠いので、かなり時間の余裕がないと訪問するのは難しい。今回は時間がたっぷりあったので、念願の八百善まで足を伸ばすことができました。

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名古屋から特急で約35分、常滑駅から更に歩きます。歩道の狭い道を車を避けながら歩いていくと、「中華そば 八百善」という看板が見えてきました。想像通りの古めかしい建物。暖簾が掛かっていなければ、営業しているか分からないほどひっそりとしています。引き戸を引いて中に入ると、狭い店内にぎっしりと人が入っていて活気に満ちています。ほぼ満席ですが、入れ替わりですぐに座ることができました。

八百善のウリは、巨大なチャーシュー。2時間半かけて煮込むというチャーシューは、箸で簡単に切れるほど柔らかい。中華そば630円を注文します。これ以外のメニューは、ごはんとおにぎりくらい。「八百善食堂」という店名は実態を表しているとは言えないようです。スープは見た目が真っ黒ですがそれほど塩気は強くなく、鶏ガラや野菜類などの旨味がよく出ています。麺は中太の縮れ麺。これはかなりレベルが高い。チャーシューを一口食べて、スープを飲んだ時、同行者と顔を見合わせました。インパクト強さ、完成度の高さ、そして驚きのおいしさ。これほどまでとは想像していませんでした。

東京では、様々なタイプのラーメンを食べることができます。目新しいものは多くても、強い印象を与えるものは少ないものです。八百善の個性と完成度は、今の東京のラーメンと比べても際立っています。チャーシューは残りを持ち帰れるようにビニール袋が渡されます。この袋を受け取った時、あの巨大なチャーシューはサービス精神の表れであることを理解しました。これだけ大きなチャーシューを2本入れても、丼全体の調和がとれているというのも驚きです。インパクトの強さだけでなく、それを支えるバランス感覚。純粋においしいラーメンだと思いました。

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愛知県常滑市は、窯業がさかんな土地柄。常滑焼は瀬戸、越前、信楽、丹波、備前と並び日本六古窯の一つとされています。INAXの出身地としても有名です。明治以降、陶製の土管やタイルの生産で栄えた街だけあって、様々な焼き物を見て回れる企画も行われています。ウォークラリーの途中で見つけた招き猫「とこにゃん」。高さ3.8m、幅6.3mという巨大さです。招き猫生産量日本一を誇る常滑市のシンボルとなっています。その先には、テレビでよく紹介される有名なカキ氷のお店もあります。最後は旧回船問屋の屋敷を見学して、焼き物で埋め尽くされた坂道を駅へと向かいました。



■店名:八百善食堂
■住所:愛知県常滑市大和町1-115
■電話:0569-35-4481
■営業時間:10:30~14:00
■定休日:月曜日・火曜日


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久しぶりに前を通ったところ衝撃の事実が。 分厚いチャーシューで数多くのテレビや雑誌で取り上げられ全国的に有名な中華そばの店「八百善食堂」が今年(2012年... [Read More]

コメント

一見、醤油の色が濃いのでびっくりしちゃいますね。
でもギトギトさも見えないし、いい感じです〜
最近東京ではなかなかこの手はないですから

◆じくさん
東京でこのスープだと、すごく濃い味になりそうですね。ちょっと極端すぎる店が多い気がします。八百善は過激に見えて、すごくバランスが取れて堅実な印象でした。

ここ、実家の近所です。地元では外食をする習慣が薄いので飲食店は多くありません。競艇場から流れてくる客層次第ではちょっとドギツイ雰囲気を醸してしまうので、夕方前の訪問がよろしいかと。おにぎりも昔から、美味しいと評判でしたよ。

◆こぐまさん
おにぎりも評判いいですよね!おいしいラーメンでした。

最近、新しい店員に乗っ取られてオーナーさんが嫌気がさしてしまい閉店になってしまいました。みんなに愛された常滑の名店が姿を消すのはとても寂しい。金儲けが目的ならあの店を狙うこと自体間違いです。値上げの頻度が、
増えて新人分だからと我慢して八百善の存続の為にと思ったのに、飼い犬に咬まれた気持ちです。その上まだ常滑に居座り近くでバッタモンの店を始めています。

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