2012年08月03日

七宝麻辣湯 ラーメン王・石神秀幸さんの店

ラーメン王石神秀幸さんの店「七宝麻辣湯 vegetable farm AKASAKA」が7月16日、赤坂にオープン。その2日前に催されたレセプションに参加させてもらった。渋谷のスープ春雨専門店「七宝麻辣湯」は、上海の名店「七宝愛情麻辣湯」から唯一暖簾分けを許された店。今年で6年目になる。「七宝麻辣湯 vegetable farm AKASAKA」はさらに薬膳火鍋を加えた新しい業態。たぶん石神さん自身が薬膳火鍋を食べたいからこの店をはじめたのだと思う。自分が興味があることを追求して仕事にしている人だけに、今注目している薬膳火鍋を究めてみたかったのではないか。研究熱心な石神さんらしく、既に薬膳火鍋に関しても相当な知識を持っていることが窺えた。神の舌を持つと言われる人が、どのような火鍋を生み出したのか興味深いところだ。

火鍋

具材

肉

薬膳火鍋コースは1人3,200円でスープを2種類選ぶことができる。薬膳白湯と薬膳麻辣湯は、一番代表的なスープ。はじめての人はこの2つをチョイスするのが手堅い。酸菜湯は白菜や高菜で作った酸菜という漬物を入れた鍋。以前、酸菜湯を食べよう!というオフ会を企画した時にいろいろ調べた結果、東京には数店しか候補がなかった。まさかここで再会できるとは。トムナム湯は、タイ料理のトムヤムクンをアレンジした酸っぱいスープ。鹹豆漿湯(シェンドゥジャンタン)は豆乳の鍋、強壮薬膳湯は薬膳が倍以上増やした薬効の高いスープ。苦みが強くクセがあるので初めてのお客さんはご遠慮くださいとメニューに書かれている。僕らはまずベーシックな薬膳白湯と、もう一つはやはり酸菜湯にした。酸菜湯や鹹豆漿湯は日本ではあまり味わえないものなので、どちらか一つ選ぶのもいいかもしれない。

トッピング

野菜

追加の具材
+800円で食べ放題になる

具を追加した火鍋

肉とだんご

薬膳

このコースは更にプラス800円で食べ放題(2時間)になる。店内のトッピングケースから好きなだけ具材を取ることができる。このトッピングケースは様々な具材がズラリと並べられていて、なかなかの壮観。どれにしようか迷いつつも、どうせ食べ放題なのだからとかなり余分に持ってきてしまった。食べきれるのか?と心配になるくらいの量だったが、これがまた意外にサラッっと食べれてしう。ケースを見ていると結局いろいろと手に取ってしまうので、はじめから食べ放題にしておいた方がいいように思う。4,000円なので少々高いものの、この内容であればまずまずではないか。トッピングは野菜の目利き、早稲田「こだわり商店」の安井氏が厳選した無農薬・低農薬の野菜を中心に揃えている。我が家でもよく使う店だ。スープは30種類以上の漢方薬が入っている本格的なもので、おいしい漢方薬を飲んでいるようで不思議な感覚になる。

酒
酒は白酒中心に様々な種類がある

汾酒
汾酒

五粮醇
五粮醇

パイチューハイ
パイチューハイ

この薬膳火鍋コースとは別に、この日はまだ用意されていなかった「七宝特製スッポン火鍋コース」というのもある。前日までに予約が必要で1人7,500円と高めだが、スッポンは石神さんの大好物ということで、こだわりがハンパではない。「生姜や日本酒の大量投入で誤魔化すのでない、スッポンの素材感を生かしたズバ抜けた美味しさ、スッポンだけで十分満足いただけるボリューム感、スッポン業界を震撼させる低価格(安いお店はスッポン自体の量が少ない)で、勝負!」というから気になって仕方がない。スッポンは、目利きで定評のある築地「川魚小林」から浜松の「服部中村養鼈場」などの品質の高いものを仕入れている。これも一度食べに行かなければ。

七宝麻辣湯のこだわりはもう一つ。中国のスピリッツ「白酒(パイチュー)」にもかなり力を入れている。石神さんが「世界一の蒸留酒と惚れ込んでいる」だけあって、いいものを揃えている。 僕も中国に行ったときにかなりハマったが、白酒ってほんとにうまい。メニューには10種類ほどあり、この日飲めるのは2種類。五粮醇(ゴリョウジュン)45℃と、汾酒(フンチュウ)53℃にした。この他にも度数が60℃を超えるものや20年熟成など様々なこだわりの白酒が用意されている。面白いのは酎ハイのように白酒で割ったパイチューハイが多数用意されているところ。西麻布「草ふぇ」小松氏の協力により実現したカクテルだそうだ。モヒートならぬパヒートや、パイピリート、レッドパイ、パイトニックなど15種類ほどある。僕は手堅く?パイチューハイにしてみた。白酒特有の香りにライムが意外なほどよく合う。この組合せであればはじめての人でも白酒を楽しめると思う。

その他のお酒も充実している。角ハイボール380円、トリスハイボール320円、山崎プレミアムハイボールと白州森香るハイボールが550円、プレミアムモルツがジョッキで500円酎ハイ類は各400円とかなり安い価格設定。ワインも10種類ほどありハウスワインはグラスで500円だった。

追加の肉

トマトなど

薬膳など
30種以上の薬膳が入っている

麺とスープ

麺
シメはやっぱりラーメン

最後のシメはやっぱりラーメン。麺は同じでもスープが2種類なのがいい。ラーメン以外にもかなり食べ歩きをしている石神さんらしく、とにかく火鍋の味がいい。さすがに神の舌が生み出した料理。このスープは一度体験しておく価値があると思う。ちなみに同じ時間帯には神セブンの人とか、ラーメン女子大生本谷亜紀さんもいて、店内は華やかな感じだった。次回はぜひ、スッポン火鍋コースを堪能してみようと思う。



■店名:七宝麻辣湯 vegetable farm AKASAKA
■住所:東京都港区赤坂3-8-8 赤坂フローラルプラザビル1階
■電話:03-6435-5941 
■営業時間:11:30~23:00
■定休日:無休


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