青野菜の驚くべき効果とは?

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僕が時々写真などで協力させてもらっている雑誌「マイバースデイ(MyBirthday)」。占いなどがメインの女の子向けの雑誌だが、ときどき料理や食材に関する記事も載っている。WEB雑誌なので無料で読むことができるのが嬉しい(僕のお手伝いもボランティアだけど)。今回のテーマは、青野菜を食べるとなぜお肌がツルツルになるのか?といういかにも女の子向けの内容。ところがこのへんの話は専門的に掘り下げるとけっこう面白い。
小松菜
川島四郎先生のベストセラー『食べ物さん,ありがとう』は僕の愛読書だが、今回のマイバースデイの記事にも登場する。川島先生が亡くなられて25年以上もたつが、先生の本は今読んでも新鮮な驚きがある。面白い話を一つだけ引用する。
美肌になるコツというのは、サラサラの血をつくって血行を良くすること。では、サラサラの血をつくるにはどうするか。青野菜を食べる。このへんまでは「そうなんだろうな」という程度のことだけど、面白いのはその理由。
葉緑素と血液は分子構造がそっくりだという。4つのピロール核の中にマグネシウムが入ると葉緑素、そこに鉄が入ると血液。血液の赤は鉄の赤なんですね。というわけで、青野菜を食べると血をどんどんつくり出すことができる。これも川島先生の本に書かれていることだけど、ものすごく分かりやすい理屈だ。でも葉緑素と血液がほとんど同じものだとは、この本を読むまでは僕も考えもしなかった(記事は下のリンクからご覧ください。図解もあるのでそっちの方が分かりやすいかも)。
その他にも在来種のタネとF1のタネの話とか、このブログにも以前ちょっと書いたことがある話題についても説明がある。ここにはあまり詳しくは書けないので、疑問に思っていた方はマイバースデイの記事で確認してほしい。たとえば「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國シェフが押している江戸東京野菜。どうして伝統野菜を大切にしないといけないのか。そういうこともちゃんと書かれている。あと小松菜を使った料理やジュースのレシピも写真付きで出ている。この写真は僕が手伝ったのでぜひ見てください。ライトがなくて大変だったけど、まあまあよく撮れてる気がします・・・。

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