2013年01月23日

ぎん清 そば 神宮前

お通し

最近は蕎麦屋で飲むことが多い。よく知られた店ではなく、たまたま見つけた店に飛び込みで行く。そうすると時々、ものすごくいい店を見つけることがある。ネットにもほとんど情報がないのだが、既に賑わっていることが多い。常連さんも「雑誌やブログに載らないで欲しい」と思っていることだろう。だから僕もある程度知名度が上がるまではブログには書かない。ぎん清に初めて行ったのはオープンして1年経たない頃。最近ではかなり名が知れてきたようなので、そろそろ書いておこうと思う。

ぎん清

ぎん清

海老しんじょう
海老しんじょう

近くに用事があった時にたまたま「勢揃坂 蕎 ぎん清」を見つけた。店構えを見ただけで、かなり期待できそうな店であることはすぐに分かった。近くにはキラー通り(外苑西通り)があって、この通りはよく通るのだが大きな段差があるのでこちら側に来たことはない。ほんとにたまたま通りかかっただけだった。

ぎん清は、毎日石臼挽きしたそば粉で二八蕎麦を打っている。これは僕の好みにも合っていて、うまい。酒も肴もいいものを揃えている。そばは当然最後に注文する。それまではいろいろとつまみながら酒を飲んで過ごすことしよう。最後に最高のそばが待っていることを意識しながら、それまでの時間どう過ごすか。その時間の過ごし方に全てが掛かっているように思う。

メニューを見て、いくつか肴と酒を注文。店主の故郷、伊勢志摩直送の魚介を中心に旬の肴が揃っている。女将さんの故郷福島の日本酒もいい。地元だけで酒と肴に期待されるすべてをまかなえてしまう。質の高い料理でゆったりと酒が飲める。こういう店はなかなかないものだ。

日本酒

さんまのお造り
さんまのお造り

揚げあられそば
揚げあられそば

料理はどれも品よくコスパがいい。「さんまのお造り」は絶品。この季節に来てよかったと思えるほどだ。「揚げあられそば」もおすすめ。三重のソウルフード「あられ」を使った蕎麦で、店主の実家で作っている揚げあられを使用しているという。食感と見た目が楽しい逸品だ。

もりそば
もりそば

そば湯

甘味

店主は元バーテンダーというだけあって蕎麦屋なのにワインやカクテルも供する。日本酒は各地の地酒。福島の酒肴三品、福島の銘酒三種(1,000円)というのもある。寫楽(しゃらく)、会津娘、会津中将、大七などその時々でいろんな三種を楽しめるようだ。それにしても福島にはいい酒が多い。

郷土の食を大切にする店にはいい店が多いような気がする。旅行で各地の郷土食の奥深さを発見するにつけ、東京でも地元の食を中心に出す店に注目するようになった。

ぎん清はそば屋というよりも、質の高い居酒屋として印象深い。そばにも間違いはないが、酒肴や地酒もレベルが高く、ただのそば屋としては片づけられない名店ではないかと思う。


■店名:勢揃坂 蕎 ぎん清
■住所:東京都渋谷区神宮前2-3-10 ヒルトップ神宮前1F
■電話:03-3479-1911
■営業時間:11:45~14:30(L.O14:00)、18:00~22:30(L.O22:00)/土曜日12:00~14:30(L.O14:00)、18:00~21:30(L.O21:00)
■定休日:日曜日、祝日、水曜日のランチ、土曜日は不定休

大きな地図で見る


トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://kuniroku.com/mt/mt-tb.cgi/953

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)