秀寿司 青森

和食 寿司

秀寿司
奥入瀬のホテルを後にして、青森駅に向かった。行きは時間の都合もあって回転寿司にしたが、帰りは少し時間があったので本格的な寿司を食べることにした。青森駅の近くに「秀寿司」という下北半島の魚を使う寿司屋がある。数年前から青森に来たら一度は訪問したいと思っていた店だ。


秀寿司
秀寿司
秀寿司
青森駅に着くとめちゃくちゃに雪が降っていた。秀寿司は駅からまっすぐ歩けば30分ほどで着くはずだが、とてもそんな状況ではない。とにかく雪が深くて歩道もまともには歩けない。
以前、雪深い場所にある温泉に行ったとき、とんでもない大雪に見舞われたことがあった。体を雪に埋めながら歩いて行ったのだが、その時は秘境の温泉に行くという高揚感でなんかたどり着くことができた。どうせ車なんか走れない場所なので、徒歩以外の選択肢はなかった。
今回は大雪とはいえその時ほどではないし、駅前の道なので普通に歩くことはできる。時間はかかったがなんとか無事に店に着くことができた。店に着いたのは昼過ぎで、中に客はいなかった。この日は12/30。年末の一番忙しい時期だったらしく、昼の営業がひと段落した後、年越寿司の準備がはじまっていた。
秀寿司
秀寿司
秀寿司
青森には寿司を食べて年越しをする習慣があるという。年越寿司というらしいが、そんな習慣があることはこの店で聞いて初めて知った。北海道など他地域にも似た習慣があるらしい。
客はいなくても店は忙しい。遅い時間に来た我々の相手をするよりも、出前の準備の方が大変なのだ。こういう状況の店に来るのも気が引けるが、こちらも旅行中なので先方の事情にまでは考えが及ばない。この時は店が開いているというだけで運がいいと思ったものだ。
おまかせ(特上)3,675円をお願いした。やはり魚がいいと寿司がうまい。秀寿司はむつ市出身ということで下北半島の魚にこだわっている。青森の寿司屋が青森の食材を使うのはあたりまえなのかもしれないが、交通事情を考えるとかなり大変なことなのではないかと思う。
秀寿司
秀寿司
年越寿司
寿司を食べた後、港まで歩いて行ってみた。雪はさらに深く、雪かきされた道以外はまともに歩けない。当然のことだが我々以外誰ひとり歩いていない。それでも港町に来ると港を見に行きたくなってしまう。船とカモメと雪しか見れなかったけれど、それでも海が見れたのはよかった。

■店名:秀寿司
■住所:青森県青森市堤町1-5-12 桑田ビル1F
■電話:017-722-8888
■営業時間:11:30~23:00
■定休日:無休

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