2016年09月14日

日比谷BAR WHISKY-S III 三田 世界5大ウイスキーセミナー


サントリーさんのお誘いで、三田に7月にできた新店「日比谷BAR WHISKY-S III(ウイスキーズスリー)」で開催された「世界5大ウイスキーセミナー」に参加してきた。世界5大ウイスキーというのは、アイリッシュ、スコッチ、ジャパニーズ、カナディアン、アメリカンのこと。それぞれ歴史があって、その土地の材料を使った個性的なウイスキーが揃っている。日比谷BAR WHISKY-S IIIは「ウイスキーフライト」という、自分好みのウイスキーを見つける「発見の旅」が用意されている。世界5大ウイスキーを飲み比べることができるのだ。

日比谷BAR WHISKY-Sは、銀座に2店舗あって、1号店は山崎蒸溜所、2号店は白州蒸溜所とコラボレーションしている。3号店である日比谷BAR WHISKY-S IIIは、世界の5大ウイスキーと自家製燻り惣菜を愉しむというコンセプト。ウイスキーと燻製の相性は間違いない。世界5大ウイスキーとの組合せが楽しみだ。


響ジャパニーズハーモニー、ラフロイグセレクト、カナディアンクラブ、ジムビーム、カネマラの5種類がセットになった「世界5大ウイスキー・フライト」、響、ラフロイグ、カナディアンクラブの3種類の飲み比べ「ファースト・フライト」など、いろいろな組合せでウイスキーの飲み比べができるセットが用意されている。旅行に見立てて、世界のウイスキーとその土地の名物料理を楽しむような仕掛けになっているのだ。

この日の世界5大ウイスキーについてちょっと説明すると、まず、アイリッシュウイスキーはアイルランド島のウイスキーのことで、代表銘柄として「カネマラ」が用意されていた。スコッチウイスキーは、ハイランド、スペイサイド、アイラ島、ローランドが主な産地。代表は、チャールズ皇太子が愛飲されているアイラ島のラフロイグ。

ジャパニーズは、日本初のモルトウイスキー蒸溜所である「山崎蒸留所」と、世界的にも珍しい森の中にある蒸留所「白州蒸留所」がメイン。この2つの蒸留所で作った原酒を巧みに組み合わせて出来上がった「響」が代表格だ。

カナディアンウイスキーの代表は、カナディアンクラブ。アメリカの禁酒法時代に生産を伸ばし、アメリカではバーボンを凌ぐ人気となった。材料はカナダで取れるライ麦を使っている。

アメリカンウイスキーは、トウモロコシやライ麦を使ったバーボンウイスキー。代表はジムビームだ。面白いのは、地域によって取れる穀物が違うので、ウイスキーの材料もその土地で手に入りやすいものになるということ。カナディアンやアメリカンも、そのおかげで個性的なウイスキーに仕上がっているのだ。

様々なフライトが用意されているのは、いろいろと飲み比べしたい人には嬉しいことだ。チェンジマイライフ・フライト(ジムビーム デビルズカット、知多、アルバータ ダークバッチ)、ジャパニーズ・フライト(山崎、白州、知多)、プレシャスタイム・フライト(ザ・マッカラン12年、ラフロイグ セレクト、アルバータ ダークバッチ)などがあった。


セミナーの最初に振る舞われたカナディアンクラブの「キングハイボール」。いきなり強いウイスキーをストレートで飲むのはキツイので、まずはこの辺りからはじめるのがオススメ。

この店はメニューがすごい。かなりしっかりとした本になっていて、読み応えがある。世界5大ウイスキーについても、自家製燻り惣菜についても、各地の名物料理についても、この一冊を見れば全部詳しく書いてあるのだ。

やはり酒はその土地の食べ物と一緒に飲むのが理想だ。各地の名物料理が用意されているのは、フライトで世界中を旅した気分になるという仕掛けでもあると思うが、単純に相性がいいからという理由もあると思う。


「三田名物 チーズべったら、紫蘇香る 鰆の塩マリネ、軽く燻したスモークアイスバイン」


「ハーブ香る 燻した紅茶鴨、ポテト好きにはたまらない カナダ発 プーティン、塩麹香る グリルチキンの瞬間スモーク」


「ふっと恋しくなる 海老カツサンド」


「本日のフルーツハイボール」は、その日によってフルーツが変わるようだ。この日はグレープフルーツとマンゴー。ベースはフルーツに良く合うメイカーズマーク。


店内はお客さんでいっぱいになっていた。開店2ヶ月弱にして、この盛況はすごいことだ。会場は一番奥のスペースで、引戸を閉めると個室のように使うことができる。隣はバーカウンターになっていて、窓を開けるとオープンな空間になる。いろいろと工夫されていて、使い勝手の良さそうな部屋だ。

この部屋の奥にウイスキーのボトルが並んだ棚がある。これがなんと、引戸になっていて、壁をスライドさせると奥には小さな秘密の小部屋があるのだ。禁酒法時代のイメージでこういう部屋を作ったらしいのだが、この部屋もちゃんと予約することができる。ネタとしてはかなり面白いと思う。


店内のかざりもウイスキー一色だ。ボウモア蒸留所で麦をかき混ぜるためのスコップのレプリカも展示されている。スコットランドの蒸留所巡りの時に、ボウモア蒸留所でフロアモルティングを体験させてもらったのが懐かしい。


日比谷BAR WHISKY-S IIIは、ウイスキーの入門としてはベストの店だと思う。メニューがかなりしっかりとしているので、これを手引きにすれば、世界のウイスキーについても、個別の銘柄についても、キチンと学べるようになっている。「分からないけど美味しかった」とは言えないほど丁寧な作りだ。各地の名物料理も、ウイスキーによく合う地域の定番料理が出ている。世界の5大ウイスキーのフライトと燻製や名物料理との組合せも楽しめると思う。

■店名:日比谷BAR WHISKY-S III(ウイスキーズスリー)
■住所:東京都港区芝5-16-7 芝ビル1F
■電話:03-6436-9376


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