2017年07月07日

日本料理 晴山 三田


前から行きたいと思っていた三田の「日本料理 晴山」。若くしてミシュランの2ツ星を獲得した注目店だ。HPによると、ご主人は岐阜の名店「日本料理 たか田八祥」出身。たか田八祥には支店が4店舗あるが、「わかみや八祥」と「こがね八祥」の店長を経て、31歳で「日本料理 晴山」をオープンした。
料理は奇をてらわず基本を大切にしている。伝統的な日本料理そのままではなく、センスとアイデアで若さのある素晴らしい料理に昇華されていた。コースは15,000円のみ。この値段でも最高の日本料理ができるということを感じさせてくれる店だった。


店に入ってすぐのところに8席ほどのカウンターがある。そこを通り過ぎて奥の方に行くと、テーブルが2つ。店はL字になっていて、奥のテーブルの方に行くと静かで落ち着いた雰囲気だ。内装は和食というよりもフランス料理店のような設えになっている。

こういう店では、やはりカウンター席が一番楽しめると思う。でもこの日は記念日だったので、テーブル席を予約することにした。隣にもお客さんはいたが、テーブル間に適度な距離があるので全く気にならない。思った以上に静かで落ち着いた時間を過ごすことができた。


ちょうど2週間ほど前からメニューが新しくなったそうで、見た目も食材も春らしい。山菜や筍などを上手く使っていたのが印象的だった。店員さんは皆さん若くて、気持ちの良いサービスをしてくれる。少し頼りないところもあるのだが、誠実に対応してくれるので嫌な思いはしない。

正式名称は分からないが、この日出された料理は、「ウニとアサリと長芋と花わさび」、椀は「ハマグリと春わらび」、「メジマグロの焼締造り」、「アオリイカとワケギの梅肉和え」、「アナゴのお寿司 カラスミのパウダーとそら豆」、焼き物は「筍と飛騨牛の牛巻き」、「ホタルイカとタラの芽の天ぷら」、「アマダイと魚沼の椎茸とセリ」、「カブと山菜、鴨のつくねの炊き込みご飯」、「せとかとコアントローのゼリー」。


どの料理も基本に忠実な日本料理の中に、新しさや若々しい感覚を感じる。特に季節感の出し方はすごく良くて、「また他の季節に来てみよう」と思わせる。最後のせとかのゼリーがすごく美味しかったのが、とてもいい印象として残っている。お祝いなので金ぱく付きだったのも嬉しかった。

お店に傘を忘れてきてしまい、次の日に連絡をもらった。安い傘なので「そちらで使ってください」とか「捨ててください」とか言ったんだけど、どうしても送らせてくれと言うので送ってもらった。お店のミスと言えばミスなんだろうけど、丁寧に包装された傘を見ると、やっぱり心のこもったサービスはいいなとしみじみと感じた。こういうことがあると、また行こうと思うから不思議なものだ。

■店名:日本料理 晴山
■住所:東京都港区三田2-17-29 グランデ三田 B1F
■電話:03-3451-8320


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