鮒与別館ぶち 十条

居酒屋

「酒にこだわったいい店が十条にあるんですが、みんなでいきませんか」。酒好きなマイミク、イボクさんからお誘いがありました。この辺りは昔からの大衆酒場がいくつかある酒飲みスポット。銘柄居酒屋よりも、毎日通ってウダウダと飲める大衆酒場が似合う街です。そんな十条に、うまい酒と産直の素材を使った料理が売りの居酒屋「鮒与別館ぶち」があります。
集合時間に遅れたので、急いでお店に向かいます。「鮒与別館ぶち」と同じく駅前にある、僕の大好きな店「斉藤酒場」。チラリと中を覗くと、いくつか席が空いています。用事がなければ、早めに来てここで一杯やってから「ぶち」に行きたかった。もうかなり遅れているので、チラ見をして足早に店に向かいます。
09020701.JPG
豆酩(とうべい)豆腐の味噌漬470円
「鮒与別館ぶち」は、この場所にそぐわないオシャレな外観。若い店主のこだわりが感じられます。入口を入ると、正面のカウンターにメンバーを発見。既にいい気分で酒を囲んでいます。「地鶏シャモロック荒塩焼盛1680円」は、半分くらい残してくれていました。名物シャモロックはさすがにうまい。ここは酒だけでなく、料理も相当なものです。
09020702.JPG
カキのオーブン焼き(2個)580円
09020703.JPG
真タラ焼白子880円
名物料理は、青森三戸産のシャモロック鶏刺しや、熊本産の馬刺しなど。鮮魚も産地直送の活きのいい素材が揃っています。我々は焼き物を中心に注文。「カキのオーブン焼き(2個)580円」、「真タラ焼白子880円」などをつまみます。
09020704.JPG
09020707.JPG
メニューには珍しい酒が多く、而今、十四代、王禄など、よくある銘柄もあります。カウンターに陣取った我々は、厨房のご主人に相談して酒を決めていきます。「ぶち」のカウンターは特等席。ご主人に好みを伝えると、適当に見繕ってメニューにない酒も持ってきてくれます。
幹事のイボクさん中心に、珍しい酒を次々と注文。僕は大好きな雄町の酒、「小左衛門1,200円備前雄町」にします。ご主人がオススメを持ってきて、カウンター上にドンと置いていきます。その中から選べば外れはない。なんと気持ちのいい店でしょう。
09020705.JPG
春野菜の天プラ盛合せ800円
09020706.JPG
ズワイガニのカニ味噌和え680円
「豆酩(とうべい)豆腐の味噌漬470円」、「春野菜の天プラ盛合せ800円」、「ズワイガニのカニ味噌和え680円」などもいい。シメは釜飯を注文。「カキの釜飯980円」、「地鶏シャモロックの釜飯980円」をみんなで分けます。
酒も料理もうまくて、値段は高くない。ついつい、いつも以上に飲んでしまいました。それでも一人6,000円くらい。さすがに十条価格なのでしょうか。こんな店が近くにあったら確実に通ってしまいます。
■店名:鮒与別館ぶち
■住所:東京都北区上十条2-31-10
■電話:03-3900-1274
■営業時間:17:30~00:00、祝日:~22:00
■定休日:日曜日

大きな地図で見る

タイトルとURLをコピーしました