投稿日:  中国料理, 浅草 両国 錦糸町

龍圓 (りゅうえん) 浅草

昨年、僕の周辺でかなり流行った店、浅草の龍圓。朝取りの無農薬野菜などこだわりの食材を使用する、無化調の中国料理だ。油は極上の米油を使用しているとあって、中華を食べた後の胸焼けや油疲れとでもいうような気だるさとは無縁だ。メンバーは、ラーメン王こばさんのご家族、月島仮面さんご家族、pochiさん、Mikasaさんなどいつものグルメな方々。僕も夫婦で参加させてもらった。

牡蠣のサラダ

トリュフの蟹玉

トリュフを削る

アワビ
まず運ばれてきたのは、カクテルグラスに入ったピータン豆腐。角切りのピータンにクリームのような豆腐。これはサッパリとして旨い。いきなり度肝を抜かれるような質の高さだ。三陸産の牡蠣のサラダは、老酒で漬けてスモークした牡蠣が入っている。これはとにかく野菜の旨さを味わうメニュー。スモークした牡蠣の風味とドレッシングがよく合って、全体のバランスがとてもいい一皿だ。フカひれ入りブロッコリのスープ、レンコンのシュウマイ、キャベツの春巻き、餃子などなど次々と出てくる。トリュフの蟹玉は、ご主人がその場でトリュフを削ってくれる。惜しみなく振りかけられる大量のトリュフで、店内にいい香りがいっぱいに広がった。これは龍圓でしか食べることができない特別なメニューだ。

今回はお子様が多かったので、子供向けのメニューも用意されていた。なんとその中にアワビも出てきた。でも大人の分はなし。子供だけのサービスだ。それまで騒いでいた子供たちが、このアワビを食べている時だけシーンと静まり返ったのは面白かった。やはりうまいものは大人も子供も一緒。みんな夢中になって食べていた。

砂肝の炒め物

牛肉の煮込み

小ヤリイカのチリソース

マーボー白子
三浦野菜と鶏肉と砂肝の炒め物。砂肝には細かく包丁が入っていて、柔らかいのにコリコリとした歯応えがある絶妙な状態。砂肝はこうでないといけない。この中に入っていた栗も旨かった。あれはどこの栗なんだろうか。

10週間熟成させた牛肉の煮込み。昨年、田園調布にオープンした評判の熟成肉専門店「中勢以(なかせい)」の肉だ。肉は熟成するとより旨くなる。そういえば以前スタミナ苑で食べたカレーライスの肉も特別に熟成させたものだった。こういうものをいち早く取り入れるのが、龍圓の素晴らしいところ。熟成肉などが今後メジャーになれば、我々の食も更に充実するに違いない。小ヤリイカのチリソースは、シャリシャリとしたネギっぽさがいい。マーボー白子は、豆腐の代わりに白子を使っている。山椒で舌がピリピリする、本格的な四川のマーボー豆腐だ。

トリュフのタンメン

二郎風

麺

スース焼きそば
トリュフのタンメン。これも惜しみなくトリュフが振り掛けられている。pochiさんが二郎風に盛り付けてくれた。下に敷いた皿が二郎っぽさを演出しているという。この受け皿はうちの奥さんのアイデアらしい。何やら隅でゴソゴソしてると思ったら・・。

最後に出てきたのは、なんとソース焼きそば。これは甘辛い味付けの、よくあるソース焼きそばだ。一味違うのは、オイスターソースのような、かなり旨味の強いソースで絡めてあるところ。シメにしてはかなりコッテリとしているが、このジャンクな感じが癖になりそうだ。その後デザートも用意されている。デザートは数種類選べるが、僕は杏仁豆腐にした。マンゴープリンもオススメだ。

いったい何品出てくるのかと、心配になるほど多皿のお任せだった。驚くべきは、これだけ食べてもサッパリとして胃にもたれることがないこと。中華料理の後は、油で胸焼けのようになるものだが、龍圓ではそういうことは一切ない。無化調にこだわり、品質のいい食材や油を使っているからだろう。龍圓はシンプルで質の高い中華を提供している。ご主人の思いが明確に料理に現れているのが印象的だった。


■店名:中國小菜 龍圓 (りゅうえん)
■住所:東京都台東区西浅草3-1-9
■電話:03-3844-2581
■営業時間:12:00~14:00、17:30~21:00(L.O)/日曜・祝日12:00~15:00、16:00~20:30(L.O)
■定休日:月曜日


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