福岡 自家焙煎珈琲 蘭館

カフェ バー

東京から20時間以上かけてようやく福岡にたどり着いた。途中、小倉駅で立ち食いうどんをかき込んむ。どうも福岡に帰ってくるとうどんが食べたくなる。いりこ出汁の薄い汁にペロペロのコシの弱いうどん。これを食べると帰ってきたなあという実感がわく。実家では姪と甥が夜寝ないで待っていてくれた。2人は夜中だというのに相変わらず元気。家の中でサッカーをしたり相撲をとったり、かなりハードに遊んだ。障子もビリビリに破れてしまったし、おとなしく就寝。ようやく長い1日が終わった。
外観
室内
次の日はやっぱり疲れが出たのかどっぷりと寝て、昼近くに起きた。実家にいても暇だしせっかく九州に帰ってきたのだから温泉にでも行くことにした。昔から旅行に行くと必ず温泉にいく。九州にはいい温泉が多いが、実家から比較的楽に行ける二日市温泉は最近のお気に入りだ。
二日市温泉の帰りにちょっと小腹も空いたしお茶でもすることにした。この辺だと大宰府が近い。そういえば大宰府に行ってみたいカフェがあった。「自家焙煎珈琲 蘭館」である。
蘭館の2代目のご主人は世界カップテイスターズ選手権で第3位の実力者。九州初のコーヒー鑑定士でもある。そんな実力店ではあるが、愛好家たちが集まってコーヒーの味と香りを楽しむというようなマニアックな店ではない。店内の雰囲気がよくて、ソファや調度品、照明のセンスもいい。ゆったりとした時間を過ごすことができる。
ミックストーストスペシャル
ミックストーストスペシャル950円
チーズトーストスペシャル
チーズトーストスペシャル950円
ウインナーコーヒー
トースト類の豪華さも特筆すべきだろう。ミックストーストスペシャル950円が運ばれてきたときは思わず歓声が上がった。スペシャルにするとサラダとフルーツがつく。フルーツは、オレンジ、グレープフルーツ、バナナ、ナシ、ぶどう、キーウイ、パイナップルなど7種類。950円は安くはないけれども、こんなにフルーツが食べれるのならお得感がある。こういうのは半端にするとつまらない。思い切りがいいほど強く印象に残る。
これだけ素晴らしい特徴があっても素直に喜べない店も時々あるものだ。そういう店は何かが足りないんだろうけど、それが何なのかは難しい。蘭館の場合は、コーヒーの美味しさが全てに説得力を与えているように思う。主張は強くないが味は確か。充実した時間が過ごせる店だ。

■店名:自家焙煎珈琲 蘭館
■住所:福岡県太宰府市五条1-15-10
■電話:092-925-7503
■営業時間:10:00~19:00(O.S. 18:30)
■定休日:なし

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