サントリー伝説の営業マン竹内さんと行く「ウイスキー酔いどれツアー」。 4軒目は赤坂に移動して、JAZZとシングルモルトが楽しめる大人のバー「Bar’s BAR」です。竹内さんといえば、ハイボールがよく合うコッテリした料理の店や、立ち飲みの居酒屋などが得意。と、勝手に思い込んでいたのですが、やはりバーにもかなり詳しいようです。ただ、問題が一つ。今回のツアーは全部で5軒まわる予定ですが、この時点でかなり遅い時間になっています。この難局をどう乗り切るのか。竹内さんに秘策はあるのでしょうか。
薄暗い店内はJAZZが流れる落ち着いた雰囲気。中央には蓮の葉のオブジェがあり、空間をゆるく区切っています。酒は全部で300本以上を揃えているとのこと。我々は、白州12年、18年、山崎18年などを飲むことにしました。白州といえば、僕にとっては10年が一番。品よくふんわりと香るピート香が白州10年の上手いところです。香りを楽しみたい人は10年、ウイスキーの深い味わいを楽しみたい人には18年など、好みにより飲み分けるのがいいでしょう。
山崎12年は山崎の特徴であるミズナラ樽の香りが前面に出ています。18年は高級酒の風格があって、ミズナラ樽の香りはやや控えめ。その深い味わいには感動すら覚えるほどです。12年は比較的分かりやすくまとまっているものの、ミズナラ独特の香りが強い。でもこの香りがクセになります。スタンダードでありながら、挑戦的なウイスキー。「山崎だなあ」と思えるのはやっぱり12年です。
Bar’s BARでは、生ショコラも人気があります。白州18年と抹茶、山崎のシェリーカスクなどを練りこんだショコラ。特に白州と抹茶の組合せは秀逸。シェリーカスクは、ちょうど1年ほど前に限定発売されていました。甘い香りに魅了され、何本か買い込んだほどハマってしまいました。
4軒目のBar’s BARでもしっかりと飲んでしまい、終電近くになってしまいました。1日で5軒も回ろうとすると、1軒2杯くらいで出ないと、時間的に厳しいようです。というわけで、竹内さんの意気込みもむなしく、帰路に着くことにしました。また次回も企画して下さるそうなので、その時リベンジ?してくれると思います。
★★無料クーポン券★★
■鉄板焼き ウィッフィ 有楽町
⇒1グループにつき裏メニュー1品、もしくは裏ハイボール(トロラフロイグ)を人数分サービス
■Di PUNTO 神田店
⇒1グループにつき、バーニャカウダ1皿サービス
■店名:Bar’s BAR
■住所:東京都港区赤坂3-6-20 第9ポールスタービル1F
■電話:03-5114-6162
■営業時間:18:00~04:00(L.O.03:30)、土曜18:00~24:00(L.O.23:30)
■定休日:日曜・祝日
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