昨年の12月、サントリーさんからお誘いがあった。普段イベントでご一緒するブロガーさん達を集めた忘年会だ。会場は芝大門近くの「秋田きりたんぽ屋 浜松町分店」。秋田きりたんぽ屋は秋田に本店があって、分店がいくつかある。浜松町分店もそのひとつだ。
秋田きりたんぽ屋には、4千円から1万円までの6種類のコースがあるが、この日は「かまくらコース」(5,500円)が用意されていた。コースにはとんぶり、じゅんさい、ハタハタなど秋田ならではの食材が並び、特にハタハタは、一夜干し、天ぷら、寿司など、その魅力を十分に味わい尽くすことができるのだ。
席は決まっていて、いつものように一人一人にメッセージカードが添えられている。
温奴(冷奴)みぞれあんかけ
とんぶりとろろ月見添え、ギバサ
秋田と言えば食。まさに食の宝庫と言える特徴的な食材や料理がひしめく土地だ。秋田きりたんぽ屋では、きりたんぽ鍋、しょっつる鍋、はたはた、稲庭うどん、横手焼きそば、いぶりガッコ、ジュンサイ、ちょろぎ、とんぶり、比内地鶏、山菜料理、きのこ料理、地酒といった郷土料理を楽しむことが出来る。
刺身3点
ハタハタ一夜干し
ガッコ。ガッコは秋田弁で漬物のこと。いぶりがっこは燻ったガッコのことだ。
飲み放題の日本酒は「高清水 本醸造」。地酒は秋田県内の35の蔵元から杜氏が選んだ厳選酒を揃えている。
「刈穂 六舟 吟醸酒」。僕は秋田の日本酒が大好きなので、これはたまらない。六舟の酒名の由来は全量を六基の酒槽(さかふね)で搾ることからきているとのこと。命名は作家の水上勉氏。
ハタハタ天ぷら 男鹿の塩で!
あみ茸煮
いつものように後半はハイボール
豚軟骨朴葉にんにく味噌焼き
寿司ハタハタ
比内地鶏串焼き
きりたんぽ鍋。秋田県名物「きりたんぽ鍋」は、あきたこまちの新米を使い、1本1本丁寧に炭火で焼きあげたもの。スープは比内地鶏を使って毎日手作りで仕込んでいる。
お土産に頂いた特別バージョンのプレモル
店内は秋田の民家をイメージした内装になっている
■店名:秋田きりたんぽ屋 浜松町分店
■住所:東京都港区芝大門1-16-7 幸伸ビルB1
■電話:03-6870-7788
サントリーグルメガイド 秋田きりたんぽ屋 浜松町分店