Bar. 六本木

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「Bar.」は六本木の芋洗坂の途中にある。元々、サントリーのバーナビ公式ブログの取材で訪れたのだが、その後何度も通うようになった。僕が六本木で消えた時の行き先は大抵この店だ。できればブログに書きたくないのだが、今回は特別。Bar.も新型コロナの自粛で店を閉めていたが、最近ようやく再開したのだ。

雑居ビルの1階の奥にある小さな店で、扉には店名も書かれていない。これが本当の隠れ家的なバーというものだ。ご主人は赤坂の名店「タート ヴァン」出身で、カナダ大使館内の会員制クラブでも腕を振るった実力派。

まずは、「ラフロイグソーダ割り」。これはどのバーに行っても僕が一杯目に頼むメニューだ。僕はラフロイグが大好きで、もちろん家にも常備している。自分でもソーダ割りは作るのだが、外で飲むと気分が違う。バーで最初に飲む理由は、店によって個性が出やすいからだ。スコッチの店でもカクテルの店でも、必ずこだわりが出る。単純なレシピだけに、作る人のセンスが直接伝わってくるようだ。

Bar.のソーダ割りは格別だ。同じラフロイグとソーダと氷を使っても、これほど旨いソーダ割りを作る店はあまりない。爽やかでいて、しっかりとラフロイグを飲んだ感覚が残る。これを夏の暑い日に飲むと本当に旨い。

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投稿日: カフェ バー, 六本木 麻布

筑後うどん まがり 新大塚

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うどんと言えば、なんといっても讃岐うどんが有名。で、たぶん日本一うまい。いや、伊勢うどんの方が・・・という向きもあろうかと思うが、僕にとっては讃岐うどん以外は「その他いろいろあるうどん」の中にある。それでも、福岡県出身の人にとっては、福岡のうどんは懐かしいものだ。いりこ出汁の透明なスープと、べろべろのコシのない麺。讃岐うどんを初めて食べた時の衝撃の大きさは、福岡のうどんを食べ慣れていたせいだと思った。故郷の味といっても、それほど美味しいものだとは思っていなかったが、僕らのソウルフードといえば、まずはあのべろべろのうどんだろう。

新大塚駅近くにできた「筑後うどん まがり」のうどんは、そこまでべろべろではなく、スッキリと綺麗なうどんだった。福岡のうどん屋といえば、テーブル席か小上がりが普通で、東京みたいにカウンター席のみなんてありえなかった。ガラスケースの中にはかしわおにぎりといなり寿司が入っていて、店の隅にはおでんのコーナーがある。そこから玉子と牛スジを取ってきて、かしわおにぎりも持ってくる。それらを食べながらうどんを待つのが、懐かしい福岡のうどんのあり姿だ。

「ごぼう天肉うどん」(910円)を注文した。温と冷がある。もちろん温にした。東京の駅前に相応しいカウンター席のみのうどん屋。郷愁を誘う雰囲気ではないが、東京ではこれが正解だろう。

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フランス亭 巣鴨 2

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新型コロナウイルスの影響でしばらくは過去記事です。巣鴨で今応援したい店の一つ「フランス亭」。この近辺で長く人気のある老舗で今のご主人が2代目。詳しくはコチラを参照。

「ランチタイムサービス」(880円)は11:30〜14:00、ライスとスープが付く日替りメニューだ。店に入るとすぐにご主人が「ハンバーグ?カツレツ?」と聞いてくる。この日はカツレツにした。サクサクとした衣とソースが美味い。付け合わせのサラダも、トマトの皮を剥いていたりして丁寧な仕事に好感が持てる。ご主人もマダムも気さくな方で、他愛もない冗談を何回も言いに来る。

この店はファンの多い店で、特にエビグラタンは誰もが絶賛する名物メニュー。僕もできれば週に一度は通いたいくらいだが、なかなか果たせずにいる。次回はランチタイムでない時に行って、気になるメニューをしっかり食べておきたい。

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博多長浜らーめん ぼたん 大塚

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大塚の「博多長浜らーめん ぼたん」。都内では珍しく本場のような長浜ラーメンを出す店だ。東京には、福岡にあるような博多ラーメンの店はあまりないと思う。それは何故かと言うと、やはり東京の人の口に合わないからではないだろうか。東京の博多ラーメンは食べやすくアレンジされていて、博多ラーメンらしさが失われている店も多いように思う。それは別に悪いことじゃなくて、たぶん当然のことなのだと思う。

僕が子供の頃、博多ラーメンは男の食べ物だった。たまに女性を連れて行くと、「店に入りたくない」と言われる。店の外でもかなり臭うし、床は脂で滑りやすく、カウンターはベタベタするような店ばかりだった。そしてとにかく臭い。ラーメンに限ったことではなく、臭いものは美味いと思うのだが、これはたぶん少数派の意見だ。

今は福岡のラーメン店も変わってきて、そんな店は少なくなったように思う。昔のように臭くてベトベトの博多ラーメンが懐かしい。東京で食べるとしたら、大塚の「ぼたん」だろうか。ぼたんもちょっと臭うが、僕らとしては気にするほどでもない。

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