韃靼らーめん 一秀 板橋店

ラーメン

披露宴のお礼もかねて訪れた「らーめんダイニング ど・みそ」。営業終了後、ビールを飲んでくつろいでいると、「どこかラーメン食べに行く?」とマスターが誘ってくれました。今ラーメンを食べたばかりですが、もう1杯くらいはいけそうです。僕のオススメ店に行きたいというので、昔よく食べに行っていた「平太周」をリクエストしました。
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ところが店に着いてみると、「平太周」の店舗が「韃靼らーめん一秀」になっています。環七の伝説的ラーメン店「土佐っ子ラーメン」。その元メンバー平山氏が「土佐っ子」のすぐ近くに出したお店が「平太周」です。「韃靼らーめん一秀」も平山氏の店で、池袋に本店があります。だから「平太周」が「一秀 板橋店」になってもそれほど違和感はありません。
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「特製ラーメン(850円)」の作り方は豪快。まずは空の丼を並べて大量の背脂を投入します。麺を入れた後、さらに上から背脂を降りかける。カエシはものすごく濃いので、大量の背脂を入れてちょうどよくなるほどです。スープ1/3、カエシ1/3、背脂1/3くらいのバランスで構成されたスープ。このインパクトはすごい。こんなラーメンは他にはないと思います。
丼の表面は背脂で真っ白ですが、中は真っ黒。麺はカエシがしみて、甘辛く味が濃い。これに大量のニンニクが加わり、パンチのある個性的なスープになります。
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麺に韃靼(だったん)という蕎麦粉を練りこんでいるのが店名の由来。僕は以前から「平太周」の麺が好きでした。麺が「韃靼」になったので、変わってしまったのでは?と心配しましたが、食べてみると相変わらずうまい。製麺所が同じ「つるや製麺」ということもあるのでしょうか。たしか「土佐っ子」も「つるや製麺」。麺は昔から変わっていないのかもしれません。
平山氏のラーメンは、「土佐っ子」時代とはずいぶん違うと思いますが、系統は似ています。昔、大好きだった「土佐っ子ラーメン」。あの頃の味に近いラーメンが食べれる「韃靼らーめん一秀」は、僕にとって貴重な店の一つです。
■店名:韃靼らーめん 一秀 板橋店
■住所:東京都板橋区双葉町44-5
■電話:03-3579-7307
■営業時間:18:00~4:00
■定休日:月曜日
2009.5.22

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