サントリーさんのお誘いで、新橋の「ニッポンまぐろ漁業団」で飲み会をすることになった。いつものブロガーさんが集まって、ただ飲み会をするだけみたいな感じ。かなり軽い雰囲気だ。
ニッポンまぐろ漁業団は、9/16にオープンしたばかりの新店。「日本の鮪漁に関わる方々が元気になって欲しい」という想いから、日本籍船が漁獲した天然鮪を中心に扱う店にしたということらしい。
店内には 巨大な鮪漁船や、築地を走り回っているターレ、テトラポットなどがディスプレイされていて、鮪漁師の世界観が表現されている。店員さんまで市場の格好をしていて、かなり似合ってもいる。
メンバーが揃ったので、とりあえず、プレミアム・モルツで乾杯。生ビールは中と大があるが、大きい方が面白いかなと、なんとなく予感がして僕は大にしてみた。その予感が当たって、予想以上のデカさ。これはノリの分かる店かもしれない。
まぐろ尽くし 六点の食べくらべ
ミナミまぐろ断面切り一枚刺し
シャンパンプレミアム 甲州
シャンパンプレミアム 甲州とまぐろ塩メンチ
メニューを眺めると、やはりマグロ関係のものが多い。その中でも僕が気になったのが、「まぐろ尽くし 六点の食べくらべ」と「ミナミまぐろ断面切り一枚刺し」だ。
まぐろ尽くしは、本鮪、南鮪、目鉢鮪の赤身、トロ、脳天、カマなどが揃った食べ比べになっている。一人ずつ順番に好きな部位を取っていくのだが、結構性格が出る。僕は無難に赤身と中トロっぽいところをいただいた。
断面切り一枚刺しは、赤身、中トロ、大トロ、砂ずりなどがこの1枚で全て含まれている。まあ、断面だから当たり前なんだけど、こういう出し方をする店は今まであまりなかったと思う。
お通し
ガリツナポテサラ
まぐろ塩メンチ
飲み物は「船長のハイボール」が面白い。「武蔵野麦芽ハイ」は、「外」にサントリーのノンアルコールビール「オールフリー」を使用している。これは結構おすすめだ。人数が多いので、シャンパンプレミアム・シリーズ甲州をボトルで注文した。さっぱりとした白ワインは揚げ物や刺身などにもよく合う。
ザ・プレミアム・モルツの大と中
船長のハイボール
武蔵野麦芽ハイ 「外」はオールフリー
メニューには、本マグロ(正進丸-アイルランド)、南マグロ(福積丸-ケープタウン)、鉢マグロ(勝栄丸-アメリカ太平洋)など、取れた場所と船の名前が記されているのも面白い。どこを見ても真面目にお店のコンセプトを貫いているのだ。
誰が頼んだのか、ここから怒涛の注文ラッシュ。「まぐろアゴのハーブ薫る塩窯焼」、「まぐろカマのスペアリブ」、「まぐろ塩メンチ」、「へしこピザ」、「まぐろ珍味三種」、「まぐろのなめろう」、「季節野菜のニッポンサラダ」、「まぐろ酒盗のじゃがバター」、「太麺ソースやきそば」、「ガリツナポテサラ」などなど。
季節野菜のニッポンサラダ
へしこピザ
まぐろカマのスペアリブ
まぐろのなめろう
まぐろ珍味三種
太麺ソースやきそば
まぐろ酒盗のじゃがバター
塩窯焼は店員さんが木づちでたたき割ってくれる。パフォーマンスを含めて楽しめるメニューだ。意外な美味しさだったのは、へしこピザ。これはかなりのお勧め。まぐろ酒盗のじゃがバターと、ガリツナポテサラも人気で、みんな早々に平らげていた。何を頼んでもちょっとした工夫があって、楽しめるのがこの店のいいところだ。
まぐろアゴのハーブ薫る塩窯焼
塩窯焼の残りを使ってチャーハンにしてくれる
贅沢マンゴープリン
抹茶白玉の黒蜜あんみつ
店仕込み 濃厚プリン
獺祭 酒粕アイス
デザートも充実している。「獺祭 酒粕アイス」、「店仕込み 濃厚プリン」、「贅沢マンゴープリン」、「抹茶白玉の黒蜜あんみつ」など。最後は酔っぱらって料理の写真も追いつかない。久々に楽しい飲み会でした。
■店名:ニッポンまぐろ漁業団
■住所:東京都港区新橋2-14-3 新橋レンガ通り会館 4階
■電話:03-3539-4035