ずぼら 池袋

居酒屋

居酒屋 ずぼら 池袋
池袋駅東口からサンシャイン60通りを通って、途中で右に行くと、美久仁小路という小さな横丁がある。戦後の闇市から始まった飲み屋横丁は次々と廃止され、あと2つを残すのみとなっている。美久仁小路は昔の大ヒット曲「池袋の夜」にも登場する有名な横丁。その歌には人生横丁も出てくるのだが、こちらはもう取り壊されてしまった。
ずぼらは美久仁小路にある一番古い居酒屋。 夜の営業がはじまる17時、9席しかないカウンターはすぐに満席になった。2階3階もあるが、やっぱり1階のカウンターがいい。少々狭いけれども、これほど居心地のいいカウンターはなかなかないと思う。
ずぼらといえば、魚がうまい。「あん肝」は絶品だし、「まぐろ刺」や「かつをたたき」、「生がき」なんかも横丁の居酒屋とは思えないほどの美しさ。誰もが注文する「串カツ」もおすすめ。それから僕が大好きな「煮込み」。この味は他にはない。癒される味わいだ。


居酒屋 ずぼら 池袋
居酒屋 ずぼら 池袋
居酒屋 ずぼら 池袋
あん肝500円、かつをたたき600円、まぐろ刺600円、生がき(2ケ)700円。魚は何を食べても高級居酒屋並みのおいいしさ。この質の高さであれば納得の値段だろう。
居酒屋 ずぼら 池袋
居酒屋 ずぼら 池袋
居酒屋 ずぼら 池袋
煮込み350円、串カツ(2本)200円、ポテトサラダ250円。煮込みはここに来たら食べておいて欲しいメニュー。この味は珍しいと思う。大人気の串カツはほとんどの人が注文しているかもしれない。この日は「刺身で軽く」と思って寄ってみたのだが、みんなが串カツを次々と頼んでいくので、ついつい僕もお願いしてみることに。こうなったらもう、いろいろと注文してしまう。
居酒屋 ずぼら 池袋
居酒屋 ずぼら 池袋
居酒屋 ずぼら 池袋
焼きとりは1本150円。もも、レバ、つくね、砂肝をお願いした。何故か「やめといたら?」と言われて、いったん取り下げたんだけど、終盤になってやはりお願いすることにした。
やっぱり横丁は楽しい。東京にも横丁はたくさんあるけれど、年々減ってきている。気になった横丁には早目に行っておかないと後悔することになるかもしれない。
■店名:ずぼら
■住所:東京都豊島区東池袋1-23-11
■電話:03-3985-6229

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