ちかっぱ 新宿 2

新宿 代々木

新宿南口にできた、九州のお取り寄せキッチン「ちかっぱ」。先週、前編を書いてから、「ちかっぱで飲みたい!」というメールを何通かいただいた。まだ数日しか経っていないのに、すごい反響だ。それほど産地直送に対する期待感があるということだろう。新宿という場所も、意外といいのかもしれない。新宿は大きな街なのに、飲食店はイマイチ。食事をする時はいつも困ってしまう。そういう意味で「ちかっぱ」に期待している人もいる。今後、新宿の定番的存在になれるかどうか、楽しみでもある。
それでは後編。飲みは黒じょかから、ガラへと移行している。こんなに飲んでしまって、みんな記事書けるのか?というくらい気持ちよく飲んでしまった。
せいろ蒸ししゃぶ
肉3種
対馬産いのしし
最高級和牛(和王)
せいろ蒸ししゃぶしゃぶは、対馬産いのしし、プレミアム豚(肥皇)、最高級和牛(和王)の3種類から肉を選ぶことができる。今回は3つとも用意してもらったが、通常はこの3種類のうちからどれか一つを選ぶ。対馬産いのししは、イベリコ豚のように木の実だけを食べて育ったイノシシで、臭みが全くない。脂っぽさもなく、これがイノシシなのかと疑いたくなるほどサッパリとしている。熊本県産プレミアム和牛「和王」は、東京ではちかっぱでしか取扱っていないという。しっかりとした旨味のある上質の肉だ。
もつ鍋
モツ脂身
もつ鍋は、九州甘口しょうゆ、豆乳みそ、水炊き風しおの3種類。今回は九州甘口しょうゆにした。アゴだしと九州醤油の相性は抜群。分厚く甘みのある脂身がたまらない。
ちかっぱのシメは、せいろ蒸ししゃぶしゃぶか、もつ鍋のどちらかを選ぶことになる。どちらも3種類あって、選択にかなり悩む。その日の気分でどれかに決めるしかないが、1種類ではもったいない。今回のような盛り合わせもやってもらえるといいのだが、これは通常メニューにはないのが残念。やはり数人で何度か行くしかないのだろう。
梅が枝餅
アジの干物
お取り寄せ
福岡県太宰府の、梅が枝餅。僕が九州に帰るとよく食べている餅だ。僕にとってはなんてこともない餅だが、東京ではほとんどお目に掛かれない。ただ、これは餅だけを出してもあまり意味がない。大宰府で食べる時も、必ずお茶か何かとセットになっている。ここで八女茶のサービスか何かあると、よりいいのになと思う。
ちかっぱのメニューを見ると、僕でも知らないようなマニアックな九州の食材もある。ただ、その食材の地元での食べ方を踏まえていないと、それを現地で知っているお客さんが来た時に、ガッカリさせてしまうかもしれない。食材担当者が常時3人くらい九州で買い付けを行っているというが、そういう細かいところをしっかり見てきて欲しいと思う。
最後につきじろうさんがハマリまくっていた、アジの干物 。これはとにかくデカくて、ホッケくらいの大きさがある。お昼の「九州お取り寄せ焼魚ランチ」でも登場するらしいが、この迫力にはビックリするだろう。普通のランチのボリュームではない。しかもこのランチが980円というのも、思い切りがいいというか、なんというか。ちかっぱらしい、コスパのよさだ。
帰りにエレベータ前に並ぶお土産の棚を見学した。ちかっぱでは、お店で出している食材を、その場で購入することができる。塩は何種類もあるし、東京では手に入りにくい九州醤油や、本場の柚子胡椒も買える。特に柚子胡椒は、最近東京でも手に入るが、僕にとってはかなり不満がある。ちかっぱで売ってる本物と、東京の柚子胡椒と食べ比べて欲しい。
今回はブロガー企画ということで、お友達ブロガーにお声掛けした。みんな人気ブロガーだけあって、さすがに上手に記事にしている。人によって視点が違うし、写真も全く違う。こういう企画は、複数のブログを読み比べることで、その店のイメージを偏らずにつかむことができる。ぜひ他のブログも読んでもらいたい。それと、お店のHPもかなり充実してきたので、HPの解説と読み比べるのも面白いかもしれない。
九州のお取り寄せキッチン ちかっぱ
【参加ブロガー】
「春は築地で朝ごはん」つきじろうさん
「東京グルメ 居酒屋訪問記」Mさん
「じぶん日記」55aiaiさん
「東京のむのむ」のむのむさん
「ワンコイン的食べ歩き生活。」ぎずもさん
「俺は座らない。ハイボールGOGOGO!」hiball555さん
「天然プチトマ子」トマ子さん
■店名:九州のお取り寄せキッチン ちかっぱ
■住所:東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビル5F
■電話:03-6380-5346
■営業時間:11:30~15:00、17:00~24:00
■定休日:無休

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