割烹 登喜和 (ときわ) 「静岡うなぎ特集 」 三島のうなぎ

うなぎ 穴子

三島のうなぎ2店目は、「割烹 登喜和」です。登喜和は三島広小路駅のすぐ近くにありますが、建物が奥まったところにあるので、初めての人は見つけづらいかもしれません。僕はたまたまこの通りを歩いていた時に、道路沿いにある看板を見つけました。
登喜和は元々会席料理が中心の店でしたが、「もっと気軽に食べに来て欲しい」という想いから釜飯などのメニューをはじめたそうです。釜飯の中でも特に「うなぎ釜めし」は大人気となり、今では登喜和の名物になっています。
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店内は落ち着いた静かな空気が流れています。広々とした店内には、様々なタイプの席があります。右側には隠れるように6~8人席があり、奥には更に大きな個室が用意されています。2階は宴会場になってるようで、入り口付近の階段を団体さんが次々と上がっていきます。僕は左奥の掘りごたつの席をすすめられました。窓際に庭が見える明るい席です。各テーブルにはそれぞれ違った花が活けてあり、店内は清潔に保たれています。さすが割烹というだけあって、キチンとしています。
サントリーの取材である旨を告げ席に着くと、女将さんが注文の相談に乗ってくれます。「まずはプレミアム・モルツね?じゃ、すぐ持ってきます」。話しやすくテキパキとした気持ちのいい接客です。馴染みの居酒屋のように毎日一人で来ても楽しめそうな店ですね。三島にうなぎを食べに来て、2店とも気軽に楽しめる店でよかったと思います。
うなぎ釜めしは出来上がりに30分程度かかるということで、すぐに注文します。さて、あとはどうするか。ああいうのが食べたい、こういうのが食べたいと、女将さんにリクエストすると、「白焼きなんかいいんじゃない?わさび醤油でさっぱりするから」などと教えてくれます。確かにプレミアム・モルツを味わいつつ、その後の日本酒のことなどを考えると、これがベストに思えます。静岡の酒は、僕の大好きな開運(630円)と、磯自慢(630円)がありました。
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まずはザ・プレミアム・モルツとお通しがきました。釜めしも白焼きも時間がかかるメニューなので、しばらくはこれでチビチビやりながら待つこととします。
プレミアム・モルツは、料理を引き立てるだけでなく、ビールそのものを楽しめるビールです。ビールのうまさにもいろいろありますが、僕は喉ごしのいいビールよりも、香りが感じられるタイプが好きです。プレミアム・モルツは、高品質のホップをふんだんに使用しているので、とても香り豊か。その旨さや香りをここまで引き出した要因は、やはり水だと思います。三島のうなぎもおいしさのポイントは水でした。三島のように川の多い街を歩くと、水の大切さを感じずにはいられません。時間のかかるメニューばかり頼んだので、ビールを飲みながらそんなことを考えていました。
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しばらくすると、うなぎ白焼き(1,580円)がやってきました。見た目が美しいですね、これはお店も自信があっておすすめしたのがよく分かります。まずは味を確かめるために、何もつけずにいただいてみます。余分な脂がなく、さっぱりとしています。しかもちゃんと、うなぎのおいしさがストレートに伝わってくる。こうやって食べると三島のうなぎの質の高さがよく分かります。
ワサビ醤油でも食べてみましょう。これはビールが欲しくなります。しばらくこうやって、プレミアム・モルツと白焼きを交互に楽しみます。プレミアム・モルツはうなぎによく合いますね。軽めのビールでうなぎを食べると、水っぽくて物足りなく感じるでしょうね。
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うなぎ釜めし(1,470円)が運ばれてきました。上に載っているうなぎを一つつまみます。このうなぎもウマいですね。やはり三島のうなぎは薄味の方が生きてきます。ご飯もうなぎの旨みがよく出ています。僕がこれまで食べた中では、かなり上位にくる釜飯です。
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一緒に運ばれてきたダシ汁をかけて、ひつまぶし風に食べてみます。これがまた、驚くほどにうまい。ダシ汁をかけると劇的においしくなりました。ダシ汁にこれほどの効果があるとは驚きですね。登喜和のうなぎ釜めしはうまい。これはわざわざ三島まで出掛ける価値のある一品です。
ブロガーさんたちの記事は、サントリーの特設ページから読むことができます。

東京のうなぎと、どう違うのか?
 

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静岡うなぎ特集
★★★ 静岡うなぎ特集 ★★★
■店名:割烹 登喜和
■住所:静岡県三島市広小路1-41
■電話:055-975-3312
■営業時間:11:00~14:00、17:00~22:00
■定休日:不定休
※2009年1月17日現在

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