ラーメン王こばさんは焼肉マニアでもある。あれだけストイックにラーメンを食べ歩いているのに、焼肉店の訪問数も半端じゃない。ラーメン界の大御所、大崎裕史さんはそれ以上。この方たちの焼肉食べ歩きはすごい。なんと焼肉屋の連食もよくやるらしい。その焼肉通のお二人がオススメする店、焼肉ジャンボ。ザガットサーベイの「料理」ランキングで、2008年1位、2009年2位とという名店。全てのジャンルの中で毎年この順位。この東京一の焼肉屋に、常連こばさんのお誘いで初訪問することができた。
焼肉にもいろんなタイプがある。「叙々苑 游玄亭」と「スタミナ苑」は肉もスタイルも全然違うけれども、どちらも上質な肉が楽しめる。切り方が違うし、食べ方も違う。それだけで全く別のものになる。産地や品質が違っても肉は肉。それでも店によってこれほど大きな差が出るとは、驚くほどだ。
ジャンボの焼肉はこの2店とはまた全然違う。街の焼肉屋のような甘めのタレも個性の一つ。その辺の焼き肉屋と見た目は変わらない。違うのは肉質。この値段でこの肉はすごい。コスパの高さに驚いてしまう。普通の焼肉屋にはない、珍しい部位があるのも焼肉ジャンボの売り。この日は残念ながらあまり残ってなかった。それでもミスジやトモサンカク、シンシンなどを食べることができた。
しゃばぞう焼き
肉の寿司
サイドメニューの面白さも焼肉ジャンボの魅力だろう。特にしゃばぞう焼きのインパクトはすごい。意外や意外、メンチカツやカレーライスもうまかった。しかもメンチカツのソースは自家製。これが焼肉屋だろうか、というくらいサイドメニューは個性派ぞろいだ。「こりゃ~うまいでえ~」と何でもそう言って持ってくるご主人のキャラクターも面白い。どんな肉でもとにかく「うまいでえ~、こりゃ最高やで~」と言いながら持ってくる。
ご一緒したのは、こばさん、東京カリー番長さん、築地王さん、ヒロキエさんなどなど。もう一度行きたいけど、ちょっと遠いかな~というような辺鄙な場所にある。それでもさすがの人気店、この日も大盛況だった。
ハンバーグと目玉焼き
【注文したもの】
しゃばぞう焼き、タン塩、カルビ、ともさんかく、ロース、腕ロース、ミスジ、しんしん、センマイ刺し、ザブトン、メンチカツ、カレーライス、ハンバーグと目玉焼きなど。
■住所:東京都江戸川区篠崎町4-13-19
■電話:03-3679-8929
■営業時間:17:00~24:00
■定休日:火曜日
2008.03.07