ラーメン二郎から独立した店、ラーメン富士丸。独特のスープと麺は、ラーメン二郎のものとはずいぶん違っています。麺、スープ、豚、モヤシ、どれも二郎から改良されていて、しかもうまい。ラーメン二郎出身の店の中でも、特に突出した個性があります。この神谷本店の他に、支店が3店ありますが、よく行くのは板橋南町店。ブログでも2度記事にしています。その次によく行くのが神谷本店。意外にもブログに書くのはこれが初めてです。
国産ブタメン 1,000円
トッピングは、カラメ・アブラ・ニンニクW。アブラは小皿に醤油味の背脂が盛られて出てきます。食べながら好きなタイミングで入れて、味を変えることができる。この別皿のスタイルはとても便利です。無料で野菜増しもできますが、これはかなりのボリュームになるので、僕はあまりやらない。国産ブタメン(1000円)は、富士丸ラーメン(750円)の豚増し。他にも有料のトッピングは、ゆで玉子(70円)、生玉子か生にんにく(50円)、ちょい増し(150円)などいくつかあります。生玉子に麺をつけて、スキヤキ風に食べるのもなかなかおいしい食べ方。
富士丸の豚はボリュームがあります。枚数も多いけど。1枚の厚み、大きさがハンパじゃありません。味付けは、醤油ベースの甘辛い味。脂身までおいしく浸っています。
麺は富士丸独特のゴワゴワした食感。神谷本店は、板橋南町店よりも柔らかめの茹で加減。それでも芯がしっかり残っています。強くウェーブのかかった極太麺は、くせになるほどのうまさ。これだけ豚や脂、スープも個性が強いにもかかわらず、富士丸には「麺を食べに来ている」という印象がすごくあります。それほどこの麺には強烈なインパクトがあって、しかも他では食べることができないので、また富士丸に並ぶことになる。並ぶといえば、いつも大行列のラーメン富士丸神谷本店ですが、この日は珍しく行列なし。しかも店内には空席もあって、僕は一人で行ったのにテーブル席に通されました。最近はいつもこんな感じなのか、たまたまなのか分かりませんが、いつもこの状態であれば今のうちに通っておいた方がいいかもしれません。
■店名:ラーメン 富士丸 神谷本店
■住所:東京都北区神谷3-29-11
■電話:03-3598-6558
■営業時間:18:00~24:00
■定休日:月曜日
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