打合せのため、高円寺に向かった。高円寺駅前は飲食店も多く、高架下にまで店が並んでいる。その少し奥、高架下の地下に高円寺らーめん横丁というのができたらしい。この話は出店が決まったときに聞いていたのだが、今まですっかり忘れていた。それが偶然にも、昨日11:00オープン。ものすごいタイミングで高円寺に来てしまった。
打合せの後、同席したラーメン店主に連れられて、高円寺らーめん横丁に向かった。高円寺とりそば大喜庵、蒙古タンメン中本、つけめんTETSU、種子島商店 くにがみ屋の4店が出店している。大喜庵は、湯島の人気店、大喜はじめての支店だ。店に入ると、奥に店主武川さんの姿が見えた。一人でひたすら麺を茹でている。ものすごく忙しそうだ。あまりお喋りできそうにもないので、軽く挨拶を交わして席に着いた。
醤油とりそば680円を注文。これは油がうまい。一見透き通ったシンプルなスープだが、よく味わうと奥深く複雑な旨みがある。湯島の大喜よりも油が多いような気がする。湯島のさっぱりとしたバランス重視のスープとは違い、こちらはもう少しパンチのあるスープ。僕はどちらかというと、こちらの方が好み。これはかなり人気が出るのではないだろうか。
大喜のスープはうまい。ダシをしっかりと採ったスープは、飲みだすと止まらないほどに味わいがある。そのスープが、底の深い器にたっぷりと注がれている。この透き通ったスープがたまらない。これを飲むためだけに、ここに来てもいいというほど、よくできたスープだ。
麺はスープによく合うシンプルな細麺。これも茹で時間によって、かなり味が変わりそうだ。昨日はまさに絶妙な茹で加減。僕は太麺好きだが、この麺であれば話は別。スープとの相性を考えても、これは細麺でなければいけないと思う。
このラーメンが680円で食べれるとは、かなりお得感がある。らーめん横丁は、今日明日テレビ出る可能性があるそうだ。そうすると確実に混み出す。昨日も既に多くの人が訪れていたが、行列はまだ大したことはない。混雑が苦手な人は早めに行った方がいいと思う。
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・らーめん天神下 大喜 湯島
■店名:高円寺 とりそば 大喜庵
■住所:杉並区高円寺南3-70-1 高円寺ストリート 2番街地下1階