2日目の昼は人気のレストランEl Piloto。名物料理セビ-チェ (CEBICHE)を食べに行った。その後、砂漠のオアシス、ワカチナ湖に立ち寄り、ナスカのホテル「HOTEL NAZCA LINES」にて夕食。翌日はこの旅行のメインの一つ、ナスカ地上絵遊覧飛行に向かった。
El Pilotoは地元の人や観光客で賑わっていた。なかなか雰囲気のいいレストランだ。セビ-チェは、白身魚やタコなどにレモン汁、玉葱、香辛料などを混ぜ合わせて漬け込んだもの。ペル-を代表する料理だ。 レモンソースの魚介のマリネといったところだろうか。付け合せにはジャイアントコーン。もっちりとした食感で、これもなかなかうまい。パエージャは、スペイン料理がそのまま根付いたもの。食後はペルーのデザートでは欠かせない果物、ルクマのアイスクリーム。ペルーではバニラと並んで定番のアイスクリームらしい。食後はコカ茶。コカインの原料となるコカの葉のお茶で、現地の人は日常的に飲んでいる。コカ自体には依存性や精神作用はないらしい。飲んだところ普通のお茶だが、このティーパックは日本に持ち帰ることができない。
砂漠の中にある湖、ワカチナ湖に立ち寄った。まさに砂漠のオアシスのような場所だ。サンドバギーで砂漠を疾走するオプションのあるツアーもあるらしいが、我々は湖の周辺を見学して終了。ホテルに向かった。
ナスカのホテル「HOTEL NAZCA LINES」は、中庭にプールがあるリゾート気分に浸れるホテル。夕食はアスパラのスープではじまった。これはペルーではよく出てくる。ビールはペルーでは数種類あったが、僕はこのクスケーニャが一番気に入った。最後のデザートは手作りのプリンのようなもの。かなり甘かったがおいしかった。部屋に戻って、ペルーの国民的ジュース「インカコーラ」を飲んでみた。駄菓子屋的な懐かしい味で、コーラというけれど、たぶん何の関係もない。翌朝の朝食は、バイキング形式。手前の黄色いのはサボテン。種ごと食べることができる。ペルーでは完全に果物の扱いになっているようだ。
翌日は、世界遺産「ナスカ地上絵」。まずは展望台ミラドールに登って周囲を鑑賞した。このミラドールの下で、ナスカの石に地上絵を彫りこんだキーホルダーを売っている。お土産にいくつか購入してみた。セスナに乗って、ナスカ地上絵遊覧飛行。乗るまでは少し恐かったが、乗ってみると意外と快適。旋回をしながら地上絵をしっかりと見せてくれる。パイロットの方の人柄もよく、楽しい飛行だった。最初の写真はなんと宇宙飛行士。最後の写真にはミラドールが写っている。登って地上絵を見た時は何だか分からなかったが、上から見ると木の絵だということがよく分かる。ただ、地上絵のど真ん中に道路を作ってしまっているのが、なんとも惜しい。ずっと見てみたかったナスカの地上絵。こんな遠くまで来ることはもうないだろう。いい思い出になった。