トリスハイボールセミナーの後は、参加者との懇親会が開かれました。赤坂駅、赤坂見附駅からともに徒歩5分以内という便利な場所にある、赤坂 あぶらぼうず。店名のアブラボウズとは、最大で全長180cm以上 ・体重100kg にも達するという巨大な深海魚です。この巨体の約40%が脂肪分だそうで、まさに「あぶらぼうず」という感じ。そんな奇怪な魚と同じ名前なだけに、変わった店かと思いきや、魚に徹底的にこだわった居酒屋でした。漁師・漁港から直接魚を仕入れることで、最高鮮度の魚を安く提供することができているそうです。コッテリとした料理には間違いなく合うトリスハイボール、魚料理との相性はどんなものでしょうか。
まずはトリスハイボールで乾杯。漁師直送 地魚五点盛は、新鮮な魚が盛られたお得なメニューです。あぶらぼうずに来たら、まずはこれを頼むべきでしょう。〆さば、まぐろ、エビ、タラの昆布〆、旨いです。トリスハイボールは刺身にもよく合います。これは新発見でした。
マンボウの腸とニンニクの芽の炒め焼、これは旨かった。実はマンボウには、あまりいい思い出がありませんでした。昔食べたマンボウの身は、「おいしくないゴム」みたいな味がして、不味かった。でもこの腸とニンニクの芽の炒め焼はありですね。おかげでマンボウに対する認識を新たにしました。
北海道産スルメイカの肝わた丸ごと焼は、酒のみにはたまらないメニュー。 船の上で肝が入ったまま沖漬けにされたスルメイカを 丸焼きにしているそうです。こういう味の濃い料理は、トリスハイボールが進みます。トリハイ専用のジョッキは、片手に3つずつ持てるように取っ手がデザインされています。先日の浜松町 ギンダコハイボール横丁でも、女性店員さんが片手に5つ握って持って来ました。この様子がお店にも活気をあたえます。この日も次々とトリハイを注文しましたが、サッパリしている割に飽きないですね。居酒屋のサワーのように甘いと、あまり飲めませんが、トリハイくらいドライだと、どんどん飲めてしまいます。天然アナゴ天ぷらは、天然のアナゴを丸一匹。アナゴ好きな僕としては、これもおすすめしたいメニューです。
マグロのカマ豪快焼は、沼津から直送されたマグロを30分かけて焼き上げています。出てくるまでほんとに30分かかるので、入店時に注文しておくのがいいでしょう。みんなで次々とトリハイを注文して、楽しく飲むことができました。不思議なのは、トリハイばかり飲んでも飽きないところ。他のお酒を飲まなくても平気。いつの間にかトリハイばかり飲んでしまいます。
新鮮、豪快。赤坂でこれほど気持ちよく飲める店があるとは知りませんでした。トリスハイボールと魚、なかなかいい組合せです。今週から始まるトリスハイボール企画も、楽しみになってきました。この調子だとかなり期待できます。新宿、池袋、神田と、トリハイに合う料理、おすすめの居酒屋を紹介していきます。
■店名:漁師×料理人 あぶらぼうず 赤坂店
■住所:東京都港区赤坂3-18-10
■電話:03-5562-5667
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