新型コロナの影響でしばらくは過去記事です。東銀座の歌舞伎座の裏にある「木挽町 とも樹」。寿司といえば、カウンターに座ってネタケースの中から好きなネタを選んで注文するのも楽しいものだが、とも樹のように完全なおまかせでご主人に身を委ねるのもいい。寿司だけでなく、刺身が出たり、焼き物が出たり、また寿司が出たり。まかせておけば、次々とうまいものが出てくる。今一番うまいものに何らかの工夫をして、最高の状態で食べさせてくれる。僕らはあれこれ考えずに、出されたものを楽しむだけだ。いつまで続くのかと心配になるほど、食べ切れないくらいの品数が出される。ミシュランガイド東京2021 2つ星。
あわび。天目茶碗のような器で出された。
あなご。皿はお母さんの師匠作。師匠は美術の先生だそうだ。
実楽の純米。
最初にその日のおすすめを3つ握ってくれる。空腹の状態で一番うまいものを食べて欲しいという配慮だと思う。
あおやぎとつぶ貝。若いオリーブオイルが掛かっている。
ブリはワサビ、大根おろし、醤油など食べ方を変える。
帆立の磯部焼き。手渡されるんだけど、皿に置いて撮影。
しらこ。年明けから3月まではフグになる。
さよりの皮
ウニと奈良漬
まどんなミカン
元禄〜享保の頃の古伊万里。
木挽町 とも樹
東京都中央区銀座4-12-2
03-5550-3401