新型コロナの影響でしばらくは過去記事です。昔ながらの定食屋とか町中華の実力店を見つけた時の喜びは何物にも代えがたいものです。この「千葉屋」という店は都電荒川線(東京さくらトラム)の向原駅前にあるので、都電を使う方は目にしたことがあるかも知れません。僕も散歩でこの店の前を通ったり、都電で目にしたりとかなり前から気になっていました。
長年地域に根差した店で、65年の歴史があるそうです。家族経営の普通の町中華ですが、女将さんの明るくフレンドリーな接客がとても気持のいい店です。
名物の「牛そば」(750円)を注文。「麺1.5倍、牛肉・ピーマン・キャベツの炒めたもの」とメニューに書かれています。これに「味付けゆで卵入り」(50円増し)を追加。「白しょう油ラーメン」(700円)も人気ですね。こちらは「麺1.5倍、ワカメ・玉子入り」。次回の宿題です。
席に着くと、水と冷奴が出てきます。冷奴は中華風。これはお通しということでいいのでしょうか。女将さんに「辛いのは好き?」と聞かれて豆板醤を持ってきてくれました。餃子は手打ちの自家製。こういうのもいいですね。我が家も手打ち餃子を作りますが、手打ちの皮は本当においしいです。おいしいのは分かっているけどすごく大変なんですよね。手間を惜しまない姿勢には頭が下がります。
実は店名が謎でした。外の看板は「千葉屋」、メニューは「千葉家」となっています。どっちが正しいのか聞こうと思っていたのですが、お会計の時に女将さんと雑談しすぎてすっかり忘れていました。これも次回の宿題にしておきます。
「生ビール(中)」(550円)
冷奴(中華風)。お通しですね。
「五目そば」(850円)
「牛そば」(750円)
「餃子(手打ち)」(600円)
豆板醤。女将さんが「辛いの好き?」と言いながら出してくれました。この店の定番です。
■店名:中華料理 千葉家(千葉屋)
■住所:東京都豊島区南大塚3-24-3
■電話:03-3982-7550