「居酒屋＆バーが好き」コミュニティ結成オフ会！三州屋銀座店

昨年12月、Google+にコミュニティ機能が追加された。この機能がオープンすると同時に、11のコミュニティが用意されていたが、僕が作った「居酒屋＆バーが好き」もそのひとつだった。コミュニティ開設からちょうど半年がたち、メンバーは8,200人を超えた。人数が増えるにつれ、コミュニティも盛り上がってきた。このタイミングを逃すまいと、結成オフ会を開催することにした。会場は三州屋銀座店。「居酒屋＆バーが好き」の第1回目のオフ会にふさわしい店だ。

三州屋銀座店という店は、1丁目と2丁目に1軒ずつある。会場になったのは2丁目店で、並木通り沿いの細い路地の奥にある。1丁目店は通り沿いにある小さな店で、実は2丁目の支店だ。どちらも「三州屋銀座店」というのは、こういうオフ会の時にはめんどくさいものだが、2丁目の知名度の高さがずば抜けているせいで、居酒屋好きでなくても間違えることは少ないようだ。
三州屋の2階は35～36人は入る。お客さんがいいと言えば、たぶんそれ以上でも入れるのだが、狭くなるのであまりお勧めはしないそうだ。僕らのオフ会は約30人ということで、10人ずつ3つのテーブルの島になっていた。どの島もまだ何人か座れるくらいで、ゆったりとしている。
料理は一人3,000円にした。はじめは3,000円と3,500円があると言われたが、よく話を聞いてみると、2,000円も2,500円もあるようだ。でも内容はかなりさみしくなるので、予定通り3,000円でお願いした。5,000円で飲み放題にもできるが、2時間制だし、高額になるので今回はやめておいた。

刺身盛り

鮎の塩焼き

鳥豆腐
料理の内容は期待以上だった。刺身盛り、鮎の塩焼き、鳥豆腐、揚げ物、デザート。最初にビールを頼んで、次からは焼酎の水割りとか日本酒とかを飲んでいれば、飲み代もさほどかからなかった。合計でひとり5～6千円くらいだ。三州屋にしては安いと思う。
Google+ではじめて出会った人たちとは、コメントの交流を通じて1年以上の付き合いになる。その人たちも「居酒屋＆バーが好き」に入ってくれたし、このコミュニティではじめて出会った人もいる。毎日のように書き込んでくれる中心メンバーとして、僕が一方的に名前を知っている人もいる。そういう人たちが結成オフに来てくれて、はじめてお会いできたのはほんとうによかった。
この日のオフ会は、僕にとってすごく嬉しいオフ会になった。こうして集まってくれた人たちの雰囲気が、予想以上によかったからだ。今までいろんなオフ会を企画してきたけれど、こんなにみんなが楽しそうに飲んでいるのを見たことがない。座敷というのもよかったんだろうけど、みんな席を移動しながらいろんな人と交流をしていた。2次会は2つのグループが別々に出掛けて、偶然同じ店で出会った。せっかくなので合同でやることになった。

揚げ物盛り合わせ

デザート

僕はコミュニティが管理人の色に染まるのは、あまり好きではない。管理人はお世話係であり、中心はメンバーの人たちだ。コミュニティをどうしたいのかは、誰かが考えずとも、集まった人たちの雰囲気でなりたいようになっていくものだと思う。管理人がどうしていこうなんて考えても、思った通りになんかなるわけがない。「居酒屋＆バーが好き」は、みんなのびのびと自分が好きなように使ってくれている。
だから、この日も乾杯の挨拶とか、シメの一言とか、そういうのはやめておこうと思っていた。でもやっぱりそういうわけにはいかず、挨拶をさせられ、いつも通りいじられて、最終的には、次回の「屋形船の会」までやることが決まった。飲み会サークルにしたいわけじゃないんだけど、やっぱりメンバーの思うようになっていくようだ。

2次会の料理。バニュルス銀座店。

元々、5,000人超えたらオフ会をやろうと思っていた。それがいろいろと事情があって、もたもたしているうちに、7,000人を超えていた。その時点で募集を掛けたのだが、当日は8,000人を超えた。とにかくものすごい勢いでメンバーは増え続けている。
Google+コミュニティのスタートから用意されたコミュニティであり、たぶんGoogleのおすすめのようなポジションで、それなりに目に触れやすかったのだとは思う。それでも同じような扱いをうけているコミュニティは他にもあるわけで、なぜ「居酒屋＆バーが好き」だけがこれほどまでに支持されているのか、正直言って僕にもよく分からない。
Google+に力を入れているAKBのファンコミュニティが今4,700人くらいだから、「居酒屋＆バーが好き」というコミュの存在は異質なほどの盛り上がりがある。でもこういうWEBサービスは、誰かに用意されたものよりも、ユーザーが欲するものをユーザー自身が好きなように使っていくものだと思う。
そういう意味では、居酒屋やバーの情報を共有したい人がたくさんいて、そこに集まった人たちが仲良くやっているというのが、これだけの人数が集まった理由なのかなと思う。実際、オフ会に集まった30人の雰囲気もすごくよくて、次回以降も新しい人が参加しやすい状況になっている。このメンバーを中心に、今後もいい雰囲気を維持しながら、新しい人たちが増えていくのが理想だ。年内に30人規模の小さなオフ会を2～3回やって、メンバーの交流を図っていきたいと思う。