河本 木場 2

門前仲町 森下 木場

前回はじめて河本に行ってからもう数ヶ月が経っています。河本は常連さんの店ということで、顔を覚えてくれているうちに行きたかったのですが、しょうがないですね。
ずいぶん前からコチラと「河本行きましょうよ~」と話をしていました。コチラは東京の煮込みを食べ歩きたいとのことで、「じゃあ、まずは門仲の大阪屋行きませんか?木場の河本の煮込みも面白いですよ」そんなことを話していると、じゃあ3人で行きましょうという話になりました。
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前回同様、開店の16:00ちょっと前に店の前に来ました。しばらく待つと中からますみさんが暖簾を手に現れます。店の前で待っている僕の顔を見て小さく「おお?」。どうやら顔は覚えてくれてないらしい。
中から「暖簾掛けてもらえば?」の声。「やりますよ」と、今回は僕が暖簾を掛けてあげました。中に入ると右奥に既に常連さんが座っています。前回も同じ席で飲んでいた方です。僕らは左側の一見さんの席。チャリンコのカゴに荷物を入れて座ります。
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河本のホッピーは予想以上に酔いがまわります。酒はこのくらいの量をピッタリに量って入れますが、この入れ方がリズミカルで僕は大好きです。酒はコーラの空き瓶に入れてあるので銘柄は分かりません。そこからガラスの容器に入れて、カチカチとジョッキにぶつけながらこぼさないように入れます。はじめは繊細なのに最後はドバッっと入れるのがなんとなく好きなところ。
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南蛮もやし300円
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かけじょうゆ400円
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にこみ200円
玉子入りと玉子なしがあります。玉子入りを2つ頼むと、「2つも食べるのに2つとも玉子入れるの?」と言われてしまい、1つずつにしました。このへんが常連の店と言われる所以ですね。玉子ははじめに3つくらいしか入れないので、みんな気を使って頼んでいるのかもしれません。
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分厚い脂身がなんとも美味しい。この脂身を食べたくなってまた河本に来てしまいます。
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アジのす漬400円
この日は魚料理があまりなかったのですが、途中で札が掛ったのですぐに注文しました。すると、すぐに札を下げます。「もう終わりですか?」と聞くと、「あるんだけど、いつも来てくれる人のために残しとくの」こういう感覚が他の居酒屋とは違います。
どんな店も常連になるとずいぶん対応が違ってくるものですが、一見に対してここまでの疎外感はないのが普通だと思います。あんまり歓迎はされてないんだなあと思いつつ、やっぱり居心地がいいので長居をしてしまいました。
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例によって空き瓶は並べておきます。ホッピーは白と黒があるので、後半は黒にしました。
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入って右側の常連席にはネコも座ります。開店前は左側にも座っているのですが、客が来るといなくなります。常連席は座ってていいことが分かっているので、いつまでも常連さんと遊んでいます。
次はお決まりのコース、門仲まで歩いて行きます。こんなに酔っているのにまだ外は明るい。この散歩が河本の魅力の1つになっています。
【参加者】
「日本食べある記」ぶれいぶさん
「まさぴょんのお食事処日記帖」まさぴょんさん
【以前の記事】
2007年06月11日河本

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