11月20日、ボジョレー ヌーヴォーが解禁されました。毎年この時期になるとあちこちのレストランでボジョレー ヌーヴォー解禁を祝うイベントが開催されています。外苑前「リビエラ青山」では解禁から3日間「ノべンバーフェスト2008」と題して、ボジョレー ヌーヴォーとオリジナルメニューを楽しむパーティーが催されました。ワインは「ボジョレーの帝王」と呼ばれているジョルジュ デュブッフ氏のボジョレー ヌーヴォー。料理は世界的料理クリエーター狐野扶実子さんと「リビエラ青山」の鈴木康司シェフによるコラボレーション。サントリーさんからお誘い頂いて僕も参加してきました。今回はコチラの女性と一緒に参加です。
ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーボー 2008
ジョルジュ デュブッフ氏といえば、ボジョレーを世界に広めた名醸造家。「ボジョレーの帝王」と呼ばれている方です。ジョルジュ デュブッフ氏のワイン「GEORGES DUBCEUF」は世界的に知られています。
そろそろビュフェの用意も出来てきたようです。こちらは狐野扶実子さんの鴨のテリーヌとロゼット風サラミ。今回の狐野扶実子さんのコンセプトは「ボジョレー-パリ-トーキョー」。ヌーヴォーが誕生したボジョレーからパリ、東京と着想を得て出来上がった料理です。狐野さんは三つ星レストラン「アルページュ」でスーシェフ(副料理長)を務めるなど輝かしい経歴の持ち主。僕も紹介されてご挨拶しましたが、スラリと背の高いスマートな方でした。
高知産フルーツトマトとモッツァレラチーズ
「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーボー 2008」のエチケットをイメージした料理。白い丸の周りに赤地に金をあしらったラベルそのままの色使いです。
魚介とフルーツのサラダ フランボワーズ風味
フルーツと魚介をうまく使ったサラダです。こういう旬の食材を上手に使うのがリビエラ青山の特徴のようです。
5種類の煮込みで和えたタリアテッレ
煮込み好きにはたまらないパスタ。タリアテッレ自体相当な出来栄え。麺好きな僕はこればかり食べてました。
フランス産ビゴール豚の低温ローストと焼き野菜
ビゴール豚はちょっと脂身の多い肉ですね。アグーのような脂っこさはなく割とあっさりした脂なので、野菜と合わせてもちょうどいい感じ。この料理は野菜の美味しさが際立った料理でした。
北海道うにのスパゲティーニ
秋刀魚のシチリア風スパゲティー
このへんのパスタのうまさはさすがという感じ。「リビエラ青山」の鈴木康司シェフは、「パスタの神様」と称されたアンジェロ・パラクッキ氏の最後の愛弟子。「ロカンダ・デ・ランジェロ」でスーシェフ(副料理長)まで務めた方です。パスタの種類、茹で加減が様々で、飽きさせない工夫がされています。
いつまでも大量の料理が出続けます。最後の最後まで新しい料理が登場するのには驚きました。これだけの料理を出すというのは、気前のいいことですが、作っている方は大変。会場から丸見えの厨房は最後まで止まることなく回転し続けていました。
今回のワインは「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーボー 2008」、「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーボー 2008」、「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーボー 2008」、「ジョルジュ デュブッフ マコン・ヴィラージュ ヌーボー 2008」、「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーボーセレクション プリュス 2008」の5種類。全て飲み放題でこちらも気前がいい。
こちらが「ボジョレーの帝王」ジョルジュ デュブッフ氏。会場内を回って全ての写真撮影に応じていました。その体力とサービス精神には頭が下がります。
僕が一番気に入ったのはこちら。「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーボー 2008」です。今までボジョレー ヌーボーといえば、薄いイメージしかありませんでしたが、これは今年のワインなのに既にしっかりとした印象。渋味も適度にあってなかなかおいしいワインでした。全種類飲みましたが、高いワインよりもこれが好きになって最後はこればかり飲んでました。
「リビエラ青山」は披露宴の会場にもなるお店。シックでゴージャスなイメージはボジョレー ヌーヴォー解禁を祝う会にはぴったりでした。ボジョレー ヌーヴォーの解禁日はワインにとってお正月のようなものだそうです。今年は僕もこういう会に参加できてちょっと得した気分になりました。
料理をコーディネートした狐野扶実子さんがボジョレーとパリを旅して、「ボジョレー-パリ-トーキョー」というコンセプトが出来上がる過程をウエブサイトで見ることが出来ます。ボジョレーとパリの食の旅はとても面白く、よく出来ています。ジョルジュ デュブッフ氏が登場するあたりも良くできた企画だと思いました。
http://www.suntory.co.jp/wine/special/kaikin08/november/journey.html
■店名:リビエラ青山
■住所:東京都港区南青山3-3-3 リビエラ南青山ビル
■電話:03-5411-6660
■営業時間:11:30~15:00、18:00~23:00
■定休日:土日・祝日
[map_tb:東京都港区南青山3-3-3]
ボジョレー ヌーヴォー解禁! ノべンバーフェスト2008(November fest) リビエラ青山

コメント
先日はお疲れ様でした。
コックさんたちが並んだ図、いいですねぇ。一生懸命に作っているのがわかります。ボジョレー美味しかったですね。
ジョルジュ デュブッフ氏のラベルを模したお料理!秀逸ですね♪
ビゴール豚は・・・そうそう、脂があっさりさくさくしています。
いい環境で熟成して美味しくなってから飲みたいほうなのですが・・・こういう楽しげな雰囲気でワインを楽しめるのもいいですね(^◇^)v
鴨のテリーヌとロゼット風サラミ、とても美しいですね。
なんか、見ているだけで満足しちゃいそうです。
というのはウソで、ホントは食べてみたいでぇ~す。
先日は久しぶりにお会い出来てよかったです。
こんなボトルが並んでいる光景があったんですねー。
完全に見逃しーです(汗)
楽しいイベントでしたね。そうそう、WEBも見ましたが、
結構しっかり作ってありますよねー。
そして、くにさんの絵を見ていつも思うのは、
2.8のレンズを買おうかなと思うことですww
◆プチトマ子さん
お疲れ様でした~。コックさんたちずっと動いてましたね。ボジョレー美味しかったですね!あんなにしっかりした味だとは意外でしたよ。
◆早坂さん
ビゴール豚って、あんまり食べたことないんです。アグーよりはアッサリしててなかなかいいですね。ワインは美味しくなってからの方がいいですよね。今回のボジョレーはそれでもかなり満足度の高い仕上がりでした。
◆匿名さん
ありゃ、どなたでしょう?
テリーヌうまかったですよー。
◆超神田っ子さん
かなりしっかり作りこんでありますよね。我々はなんかふわぁ~っと参加しただけですが。
2.8のレンズ、うん買っちゃいましょう(笑)僕は2.8のレンズでも3.0とか3.2で撮ったりします。最近は「コンデジでも変わんないんじゃないか」とか思ったりします。。
ビゴール豚はその昔、ピレネー山脈、寒いよ~(><;って降りて来た野生の黒豚だそうです。
人に飼われていても人からはエサをもらわないんです!! 野山を歩き回り緑の草を・・秋には木の実を食べて生きています。だから歯ごたえあって脂も淡白なお味。
肉の味の濃いバスク豚とは正反対のお味でしたでしょ~・・・ウンチクうんぬん(^。^;
スミマセン m(_ _)m
匿名さんは私でした。
つい、名前を入れるのを忘れてしまいました。
寝かせた赤ワインも美味しいですが、ヌーボーはフレッシュなだけにいろんなお料理に合いますよね。
それと、気軽に楽しめるのもいいと思います。
狐野さんのお話、すごく良かったです。
会場で流された写真はご覧になりました?すごく素敵なフランスが伝わってきましたよね!
(紀行としてまとめられているんだ~、知らなかった!)
そうそう、どんどん作ってましたねー、お食事!
すべての人が満足できる量、提供されていたような気がしますー。
「外苑前 リビエラ青山のボジョレー・ヌーヴォーパーティー」
11/20(11月の第3木曜日)に一般販売が解禁されたボジョレー・ヌーヴォー。
過去にあったようなお祭り騒ぎではなく、今はひっそりと大人な楽しみ方を…
◆早坂さん
さすがのリサーチですね。ビゴール豚は寒いの苦手なのにずっとピレネー山脈にいたんですね^^;人に慣れないのもなんか面白い。
バスク豚も食べてみたくなります。う~ん、どこで食べれるんだろう。。
◆こうめさん
僕もよくやっちゃいます^^;ヌーボーは若いけどよく言えばフレッシュですよね。このヌーボーはかなりしっかりしてましたよ。
◆55aiaiさん
会場で流された写真・・見逃してます。。料理はすごく出てましたね。もうお開きですーってなってるのに新しい料理運んでました。あれはだれが食べたんでしょう(笑)
遅ればせながら先日はお久しぶりに再会?!できて、勝手に喋りまくって、フォト依頼までしてしまいありがとーございました。
ワインたっぷり、お料理たっぷりの至福の時間でした。
スペシャルトマトとモッツァレラ♪そこに金粉!!まさにルネッサ~ンス!!
あんこう鍋いいですね。参加締切はいつでしょうか????
◆minoiseさん
ほんと、まさにルネッサ~ンス!でしたね(笑)写真どうしましょうね。サイドバーにあるメールに連絡いただければお送りします。
あんこう鍋はキャンセル待ちな感じです。一応メールください。