和 (なごみ) 恵比寿

居酒屋

昨年の11月、スコットランドに行った帰りのお土産オフで恵比寿の和(なごみ)に行ってきました。メンバーは、Mさん岡部さんまさぴさんと僕の酒好き4人。和(なごみ)は、太田和彦さんが「深化した居酒屋」の代表格として紹介している、恵比寿の人気店。酒の揃えもいいし、料理もちょっと気がきいている。確かに評判通りの居酒屋のようです。
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ポテトサラダ
お通しは、お寿司。はじめにこれが出てくるとは驚きます。居酒屋はお通しで大体分かってしまう。何が分かるかと言うと、その日の意気込み。その店の個性のようなものも、お通しには出やすいように思います。だからお通しでこういうものが出てくると、ちょっとした驚きがあります。ポテトサラダ714円、自家製塩辛682円なども注文して、まずは土産話などなど。
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牡蠣
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カキフライ
ちょうど牡蠣の季節だったので、生牡蠣とかきフライ(三陸)1,050円、両方試してみます。これは正直言って、それほど驚くようなものではありません。
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刺身盛り合わせ
刺身はメニューによると、天然真鯛刺(対馬)1,575円、メジマグロ刺(氷見)1,470円、金目鯛刺(銚子)1,365円、〆さば刺(三陸)1,365円、黒むつ刺(銚子)1,470円、かます昆布〆(横須賀)1,365円、サワラ刺(常盤)1,365円などがあります。どれにしようか選ぶのに困っていると、一人一片もできるとのことなので、メジマグロ、黒むつ、〆さば、天然真鯛、かます昆布〆、金目鯛を、刺身盛り合わせでお願いします。刺身に限ったことではありませんが、値段が高めな割に質はそこそこ。産地の表示がしっかりなされているのは、好感がもてます。今時「毎朝築地で仕入れてます」と書くよりも、産地を表示した方が気がきいてます。
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白金豚つくね焼き787円
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酒は大好きな十四代愛山がありました。愛山はなかなか置いてる店が少ないので、「愛山ありますか?」と聞くときはないものだと思って聞くことが多い。ちゃんと置いてあると嬉しくなってきます。酒は他に松の司なども飲みました。和(なごみ)は、熱燗の温度が絶妙。これはすごいと思いました。女将さんが温度を確認してくれるのもいい。でも熱燗の温度は酒の個性の問題なので、温度だけ確認されてもどうしようもないというのはあります。
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スルメイカ肝あえ焼きしょっつる風
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スルメイカ肝あえ焼きしょっつる風819円は酒が進む。居酒屋として、これは反則ではないでしょうか。しかもこれには更にお楽しみが待っていました。イカを食べ終わると、残ったワタにごはんとネギを入れてくれます。このご飯が、またウマい。これでもか、これでもかと酒好きの好きそうなものを出してくれる。ここはほんとうに酒を美味しく飲めるメンバーで行くといい店です。ただし料理は値段の割にそこそこ美味しいくらいなので、主に酒を楽しむつもりで行かないとダメです。この店が賛否両論なのは、ハイレベルな料理やコスパを求めた結果ではないでしょうか。居酒屋は個性が全てなので、評論家がいくら褒めていても、自分にとっていい店かどうかはまた別の話。結局自分で確かめないと何も分からないと思います。
■店名:和 (なごみ)
■住所:東京都渋谷区恵比寿南2-1-2 丸山ビル2F
■電話:03-5722-6544
■営業時間:18:00~23:00
■定休日:土曜・日曜・祝日
2008.11.12

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