サントリー 角ハイボール缶

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サントリーの担当者さんから350ml缶の「角ハイボール」が送られてきた。ハイボール企画おいしい居酒屋酒場特集に参加したお礼とのことだ。この「角ハイボール」、発売は明日10月6日。これを待ちに待っていたのは、僕だけではないだろう。自宅で角ハイボールが飲みたければ、角瓶を買ってきて自分で作るしかない。ところがこれが思った以上に難しい。いろいろと試してみると、ハイボール作りもかなり奥が深いことが分かる。家でも、もっと簡単においしいハイボールが飲めないものだろうか。これだけ缶入りのチューハイがたくさん発売されているのに、どうして同じように角ハイボールの350ml缶を出さないのだろうかと、ハイボール好きは誰もが考えたのではないだろうか。それがようやく製品化されることになった。しかも事前に1ケースうちに送られてきた。昨日、一足先に試飲させていただいたので、感想を書いてみたいと思う。
角ハイボール
以前いただいた角ハイボール用のジョッキに入れると、1缶でちょうど一杯になる。我が家では、このジョッキは冷凍庫に入れて常に冷やしている。これでビールを入れると自然な泡が立つし、ハイボールを作る時はこのジョッキ1杯分が基準になる。最近は外でもハイボールを飲むことが多いが、家では酒の分量を変えたり、ソーダの種類を変えてみたりして、自分好みのハイボールを作る。家飲みの場合、自分好みの作り方を見つけるのは楽しいものだ。簡単に違いが分かるのは、一時期流行った「トロ角」。角を冷凍庫に入れておくと、粘性が増してトロみが出てくる。これをロックで飲むのが好きで、一時ハマっていた。トロトロの角と溶け出した氷が混ざって、不思議な酒になる。この味わいはなかなか捨てがたいので、角のミニボトルも常に冷凍庫に入っている。この「トロ角」で作ったハイボールも、独特の風味があって面白い。
角ハイボール
自家製ハイボールの実験もなかなか楽しい。ロックフィッシュと似たようなハイボールを作ってみたりもする。僕が普段手に入れられるソーダは十数種類あるが、どのソーダを使うかによって、味はかなり変化する。その微妙な違いを楽しむのも、角瓶ファンの醍醐味だ。
さて、ようやく角ハイボールの試飲。缶はジョッキと一緒に冷凍庫で冷やしておいた。缶を開けて静かに注ぐと、プチプチとはじける泡が、勢いよく立ち上ってきた。泡が落ち着くまでしばらく待って、残りをジョッキに滑り込ませる。まだまだ底から炭酸が上がってくる。この炭酸の勢いがおいしいハイボールを生む。家でハイボールを作る難しさは、この炭酸圧にもある。通は当然、ここを確認する。もちろんサントリーがこのポイントを外すはずもない。一口飲んでみると、苦労して僕が家で作っているものとほとんど変わらない味だった。ちょっと違うのは、炭酸の爽やかさとレモンの風味。レモンピールか何か入れているんだろうか。こういう製品でありがちな、必要以上に甘いということもない。どちらかといえば、ドライな喉ごしで、ほんのり甘いレモンの風味が技ありだ。正直、缶でこれほどのレベルは期待していなかった。家でかなりこだわって角ハイボールを作っている人も、これならば納得だろう。しかも価格は税込で198円と安い。立ち飲みのハイボールは、ジョッキ1杯300円前半。300円を切る店は、ほとんどないのではないだろうか。それより100円以上も安い。ビールは高くて家では飲めないという人にとっても、198円という低価格はうれしい。今年、酒場で大ブームになった角ハイボール。この「サントリー 角ハイボール」缶で、家庭でも広く飲まれる存在になりそうだ。

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