平戸オランダ商館開館記念ブロガーツアー

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平戸観光協会からの招待で平戸の観光地をまわるツアーに参加した。僕は九州の出身だけど、平戸には行ったことがない。九州には魅力的な観光地がたくさんあるが、地元の人は意外と足が向かないものだ。北部九州はその気になれば日帰りで行くことができる。平戸も実家から車で4時間。日帰りでも行けなくはない。歴史の教科書にも出てくるのでなんとなくは知っていたが、じゃあ何を見に行くの?と聞かれるとすぐには出てこない。ところが調べてみるとけっこう面白い場所だということが分かった。今回のツアーは平戸の観光地を駆け足で見てまわる1泊2日のツアー。定番の観光地からかなりマニアックな場所まで、これ以上は無理!というほど盛りだくさんな内容になっている。
平戸は好漁場として名高い玄界灘と五島列島のちょうど中間にある。九州でも屈指の魚のうまい土地だ。特に天然ひらめの水揚げ量は日本有数で、しかも味にも定評がある。魚だけでなく、平戸牛、鯨、スイーツなどいろいろと面白いものがある。食に関心のある人にとっては興味深い場所だ。
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長崎空港に着くと、平戸観光協会のSさんが出迎えてくれた。今回の企画は「平戸オランダ商館開館記念ブロガーツアー」。ブロガーツアー自体は今回が2回目になる。前回の参加者に数名を加えた11人が参加する。バスに乗り込むとみんなものすごくフレンドリーなのにまず驚いた。前回ずいぶん仲良くなったようで、そのときの雰囲気そのまま。これならば初参加の僕も溶け込みやすい。
バスの中にはテーブルが用意されていて、全員が向き合って座るようになっている。テーブルの上には大きな籠。平戸のお菓子が山盛りにされている。平戸市は古くからオランダやイギリスの船が来航した国際的な貿易港。長崎の出島ができるまでは平戸が日本の対外貿易の中心だった。そんなわけで平戸には日本初のものが多い。コーヒー、ビール、パン、そしてお茶。みんな平戸にはじめて入ってきた。お茶だけがちょっと時代が違って、臨済宗の栄西禅師が宋から持ってきたというから古い話だ。それくらい日本初のものがたくさんある土地だ。ヨーロッパから入ってきたお菓子のレシピも代々受け継がれて残っている。その平戸の菓子がいきなり山盛りで出迎えてくれた。これはとりあえず食べるしかない。
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長崎駅から平戸までバスで約1時間。途中、佐世保を通るのでバスを止めて佐世保バーガーを食べることにした。直径が15センチ以上ある大きなもので、食べるのに苦労したが、写真では大きさが全く伝わらない。ネタだと思って頑張って食べたのに、これではインパクトがない。お腹はかなりいい感じだが、ここまでは「軽食」。ちゃんとした昼食を食べるべく、平戸瀬戸市場に向かった。

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