奥入瀬渓流ホテル

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巨大暖炉「森の神話」岡本太郎作
巨大暖炉「森の神話」岡本太郎作
2度目の奥入瀬旅行は、前回果たせなかった奥入瀬渓流の散策がメインになった。ホテルは散策に便利な場所にある奥入瀬渓流ホテル。あと2週間でホテルを閉じてしまうシーズン最後の時期だった。冬季は11月下旬~翌4月まで冬季休館。雪が深くてホテルにたどり着けないから閉めてしまうのだろう。それほど奥入瀬の冬は厳しいのだ。


巨大暖炉「森の神話」岡本太郎作
TARO(岡本太郎生誕100年記念スイーツ)
TARO(岡本太郎生誕100年記念スイーツ)
ラウンジにある岡本太郎作の巨大暖炉「森の神話」は高さ8.5m、重さ5tのブロンズ製。高い天井から吊るされた姿には迫力があるが、ラウンジが広いせいか不思議と違和感は感じない。「森の神話」をイメージしたデザート「TARO」(1,000円)は岡本太郎生誕100年記念スイーツだそうだ。湧水珈琲(800円)を頼むと手挽きのコーヒーミルを渡された。自分の手で豆を挽くのは面白い。大きく開けられた窓から雪景色を眺めながら豆を挽きコーヒーを飲む。暖炉のせいか雪景色のせいか、まったりとした時間を過ごすことができた。
奥入瀬
シェフオリジナル森のサラダ
シェフオリジナル森のサラダ
奥入瀬
奥入瀬
夕食
八仙いさり火特別純米無濾過生
八仙いさり火特別純米無濾過生
奥入瀬
奥入瀬
朝食
食事はビュッフェだが、シェフが盛り付ける「シェフオリジナル森のサラダ」をはじめ、気の利いた料理が用意されている。朝食と夕食で内容は異なるが、個別に肉や魚を提供するコーナーもありバラエティに富んでいる。せっかく酒のおいしい青森に来たのだから、できるだけ地酒を飲むことにした。夕食では、八戸の八仙いさり火特別純米無濾過生(1合1,000円)を飲んだ。土産物屋に地酒が並んでいたので、十和田の八甲田おろし純米酒、桃川のにごり原酒、奥入瀬ビールなどを買って部屋で飲むことにした。
温泉は奥入瀬森のホテルの近くにある。ホテルから離れているということは、温泉施設だけ購入したのだろうか。距離はあるが、送迎バスで送り迎えをしてくれるのでそれほど不便は感じなかった。この温泉はお湯がいい。館内にないのは不便だが、その欠点を補って余りある泉質だと思う。
奥入瀬
奥入瀬
奥入瀬
奥入瀬
奥入瀬
奥入瀬
雲井の滝
翌日はホテルから十和田湖に向けて奥入瀬渓谷を散策した。途中にある石ヶ戸休憩所で山菜そば(450円)を食べたり、奥入瀬ビール(400円)を飲んだりした。
石ケ戸の「ケ戸」とは石でできた小屋の意味だそうだ。この近くに天然の岩小屋がある。大きな岩の一方がカツラの巨木に支えられてできたもので、確かに小屋のようになっている。昔、鬼神のお松という美女の盗賊がここをすみかにしていたという伝説があるらしい。
奥入瀬
奥入瀬
奥入瀬
山菜そば
ルートの半分を過ぎたあたりで予定の時間になったのでバスに乗った。奥入瀬渓谷は、けもの道のような道が多く、秘境に来たような気分になるが、渓谷横の道に沿ってバスがあるので、ちゃんと時間を調べておけば、いつでもバスに乗って帰ることができる。十和田湖までは道半ばだが、雲井の滝や白布の滝も見ることができたので今回はこれで帰ることにした。

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