築地に来たので久々に「井上」。実は3週間ほど前に一度来たのだが、ちょうど店じまいのタイミングで食べることができなった。それが残念だったので再訪することにした。(訪問記録)
それにしてもあの狭いスペースでよくやっている。前のロットの人たちが終わったところだったので、丼を並べるところから見ることができた。まな板ですかね、大きな木の台の上に丼を8個ガラガラ言わせながら並べて、カエシをじゃんじゃん入れていく。ネギとカイワレをぶっこんで、旨味調味料をたっぷりと。そのあとスープもたっぷり入れる。
ちょっとした瞬間に、下げられた丼を重ねて、上からお湯を流して洗う準備。それから戻ってきて、麺、ネギ、チャーシューを乗せる。チャーシューは5枚くらいどんどん無造作に乗せていく。こういう作業はほんと見ていて飽きない。様式美ですよね。すごく雑なんだけど美しい。もちろんラーメンもうまい。メニューが「特製中華そば」700円だけってのもいいじゃないですか。
座席はなくて、店先と隣に立ち食いコーナーがある。1966年(昭和41年)創業だそうなので、来年50周年なのかな。いつ行ってもお客さんでいっぱいな店。長く続けてもらいたいものです。
■店名:井上
■住所: 東京都中央区築地4-9-16
■電話:03-3542-0620
コメント
築地ラーメンの代名詞、「井上」さん!
魚河岸ならではの活気が最高の調味料♪って感じですよね。
あのエネルギッシュな喧噪の中で食べるのが、イイ☆
ところで来年で創業50年でしたか。
場内市場の豊洲移転で節目となる年に、場外で半世紀の
歳月を背負った存在感・・・これもまた、街の歴史の証人
かもしれませんね。