ニュージーランド牧草牛 ナーベルエンドブリスケット（トモバラ）の煮込み焼き 蕎麦とソーセージの白菜包み、野菜天ぷらと濃厚なスープを添えて
ご招待いただいて「ニュージーランド牧草牛の魅力を五感で体験！調理実演と試食ディナー」に参加させてもらった。会場は虎の門ヒルズの52階にあるホテル「アンダーズ東京」。ニュージーランド牧草牛の調理実演と特別メニュー＆ブッフェでの試食会が行われるイベントだ。
この日料理を担当するのは、「ビーフアンド ラム ニュージーランド2015年 アンバサダーシェフ」のマーク・ソーバー氏。5つ星高級ロッジ「ファレカウハウ・カントリー・エステート」の総料理長で、ヨーロッパの星付きレストランをはじめ、世界中で多くの経験を積んできた方だ。
まず最初にビーフアンド ラム ニュージーランド日本代表のジョン・ハンドルビー氏から、ニュージーランド牧草牛の概要説明があった。
ニュージーランド牧草牛は、ニュージーランドの緑豊かな大自然で、栄養豊富な牧草だけを食べて育つ。伸び伸びとしたストレスフリーの環境だからこそ、自然のおいしさにあふれた健康な牛が育つのだ。
ニュージーランドではBSEや口蹄疫などの深刻な病気が発生したことは一度もない。それだけ健康で安全な牛肉ということだろう。低カロリーで栄養価が高いということで最近注目されはじめているそうだ。
【過去の記事】
ニュージーランド牧草牛 試食ディナー
ニュージーランド牧草牛
ニュージーランド牧草牛 韓てら
ニュージーランド牧草牛 キューブロール（リブロース）パームシュガーと味噌のグレーズがけ すし飯のおにぎりと炒りピーナッツと香味野菜のサラダを添えて
調理実演でマーク・ソーバー氏が作ったナーベルエンドブリスケットの煮込み焼き
ビーフアンド ラム ニュージーランド日本代表 ジョン・ハンドルビー氏
ビーフアンド ラム ニュージーランド2015年 アンバサダーシェフ マーク・ソーバー氏
マーク・ソーバー氏の調理実演がはじまった。もうこのイベントも4回目なので、場所取りもなれたもの。実演が行われる目の前の席を確保して、かぶりつきで写真を撮ることができた。マーク・ソーバー氏はプレゼンテーションが上手な方で料理実演はとても面白かった。
この日の特別メニューは、「ニュージーランド牧草牛 ナーベルエンドブリスケット（トモバラ）の煮込み焼き 蕎麦とソーセージの白菜包み、野菜天ぷらと濃厚なスープを添えて」と、「ニュージーランド牧草牛 キューブロール（リブロース）パームシュガーと味噌のグレーズがけ すし飯のおにぎりと炒りピーナッツと香味野菜のサラダを添えて」の2品だ。
この2つを解説を交えながら目の前で作ってくれる。蕎麦、天ぷら、味噌、すし飯、海苔など、日本の食材を使用して、味付けも日本人の趣向に合わせている。さすが世界中を旅しながら腕を磨いてきただけのことはある。
「ナーベルエンドブリスケットの煮込み焼き」はこの中に肉を入れてオーブンで４～５時間煮込む
ニュージーランド牧草牛 トップブレード（みすじ）ステーキ フォアグラ、トリュフ 大根のコンソメ煮
ニュージーランド牧草牛 チャックロールの低温ロースト、ローズマリー、ポテト、グレービーソース
ニュージーランド牧草牛は噛み応えのある赤身牛肉。最近、日本でも健康志向から、赤身肉は人気がある。その流れで行くとニュージーランド牧草牛は究極の赤身肉かもしれない。
牛は元々、草だけを食べて生きる。でも、日本をはじめ世界中の国では、高カロリーの穀物飼料や人工飼料などを与えて肥育するのが主流。その方が霜降りの牛肉が作りやすいからだ。でもそうやって牛舎の柵の中で育った牛と、大地の牧草を食んで育ったニュージーランド牧草牛とでは、ずいぶんと環境が違う。
牧草も化学肥料など一切使用していない。牛本来の自然のままの姿で育った牛なのだ。「鉄分」や「オメガ3脂肪酸」など、大切な栄養が穀物牛よりも多く含まれていて、「低カロリー」「低脂肪」「低悪玉コレステロール」などの特徴がある。
ニュージーランド牧草牛 ヒレのチップ、クリームマッシュルームとガーキンソース
季節の野菜、ソテー、ハーブ
ニュージーランド牧草牛 トッププレードを使用したミニ・クラシックバーガー、レタス、トマト、ピクルス
赤ワイン2種類
白ワイン2種類
特別メニュー以外にも、ブッフェメニューがたくさん用意されていた。外のテラスに出ると、デザートのコーナーになっていた。目の前に東京タワーが見える。虎の門ヒルズの最上階には初めて来たが、さすが52階の夜景。最後はみんな、テラスでデザートを囲んで過ごした。
マンゴープリン パンダンリーフパンナコッタ
フルーツタルト
チーズステーション（ブリ―チーズ、レーズン、いちじく、ラボッシュ）
