サントリー 日本ワインの会

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サントリー 日本ワインの会
サントリーさんにご招待いただいて、「新春 日本ワインの会」に参加してきた。会場は「羅豚ギンザ・グラッセ店」。羅豚の和食とサントリーの日本ワインを桜を見ながら楽しもうという企画だ。
サントリーが力を入れている「日本ワイン」。実はここ数年、販売数がぐんぐん伸びて、市場も拡大傾向にある。国内のワイナリーも増加傾向にあり、220軒を超えるほどになっているという。この背景には、日本ワインの品質がかなり上がってきたということと、やはり日本の食事には日本のワインがよく合うということに、消費者が気付きはじめたということがある。
あるアンケート結果によると、日本ワインは外国産ワインと比べて、「安心・安全」、「品質の割に安い」、「日本の食事と合う」という項目が上位に来ているそうだ。ワインはその土地の風土を表現する。だからこそ、和食には日本ワインがよく合うのだと思う。
「日本ワイン」とは、国産ぶどうを100%使用し、日本国内で醸造・瓶詰めされたワインのこと。サントリーの日本ワインは、1909年の登美農園開園以来100年を超える歴史がある。「世界に誇れる日本ワインを作りたい」という先人の夢を継承し、日本の「風土」と「品種の個性」を活かしたワイン作りを行っている。


サントリー 日本ワインの会
前菜(白子ポン酢、子持ち昆布、ツブ貝酒蒸し、ズワイガニ、鰻、菜の花)
サントリー 日本ワインの会
先附(桜豆腐、竹の子、ピース)
サントリー 日本ワインの会
この日の日本ワイン。左から「ジャパンプレミアム マスカット・ベリーAロゼ 2013」、「ジャパンプレミアム 甲州 2014」、「ジャパンプレミアム マスカットベーリーA 2013」、「登美の丘 赤 2012」。色の微妙な違いが分かるだろうか。
この日出された日本ワインは、「ジャパンプレミアム マスカット・ベリーAロゼ 2013」、「ジャパンプレミアム 甲州 2014」、「ジャパンプレミアム マスカットベーリーA 2013」、「登美の丘 赤 2012」の4種類。4つのグラスにワインが注がれて、いよいよ日本ワインのセミナーが始まった。
「ジャパンプレミアム マスカット・ベリーAロゼ 2013」は、「日本ワインの父」と呼ばれる川上善兵衛が開発した日本を代表する赤ワイン用品種「マスカット・ベリーA」を使用し、低温でゆっくりと発酵させることにより、ほのかな甘みと果実味のフレッシュな味わいを引き出している。サクラワイン2016にて2部門でゴールド受賞をしたロゼワインだ。
フルーティで軽やかな飲み口のワインということで、軽い前菜やイタリアン、中華、和食にも合わせやすい。 ほんのりとした甘みが、日本の調味料を使った料理によく合うとのことだ。
「ジャパンプレミアム 甲州 2014」は、千年以上の歴史があるという日本固有の白ワイン品種「甲州」を使用し、和柑橘を感じる爽やかな香りと穏やかな酸味が特長の白ワイン。和柑橘の香りやキリッとした酸味が、料理と合わせた時に柑橘を絞ったような味わいを加える。
「ジャパンプレミアム マスカットベーリーA 2013」は、「マスカットベーリーA」の華やかな香りと果実感が心地よい赤ワイン。タンニンが穏やかなため、軽めの肉料理や赤身の魚にも合う。また大地のような香りがあるため根菜類にも合うという。醤油やみりんといった日本的な発酵調味料を使った料理とも相性がいい。
「登美の丘 赤 2012」は、土や草、水の流れ方など、土地作りからこだわって作り上げた、登美の丘ワイナリー産のぶどう100%のワイン。濃厚でタンニンをしっかり感じる味わいと、しなやかで自然な甘さと酸味のバランスがいい。2014年国産ワインコンクール(現日本ワインコンクール)で銀賞を受賞した評価の高い日本ワインだ。
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造り(天然刺身、四種盛り)
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焼き物(鰆の幽庵焼き、蕗)
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煮物(黒豚角煮、海老芋)
サントリー 日本ワインの会
店内には、2月から3月にかけて花を咲かせる緋寒桜(ひかんざくら)がディスプレイされ、日本らしさが演出されていた。
サントリーは、「登美の丘ワイナリー」、「塩尻ワイナリー」、「岩の原葡萄園」の3つのワイナリーを所有している。塩尻と岩の原には行ったことがないが、登美の丘は2回見学させてもらった。登美の丘ワイナリーでは様々な研究や工夫をしていて、日本の自然を大切にしつつ、真剣にワインと向き合う姿勢には本当に感心させられた。日本ワインと一括りにしても、さすがにここまでやっているワイナリーは少ないと思う。ワインに対する熱い思いが伝わってくるワイナリーだった。
羅豚は「黒豚しゃぶしゃぶ」と「せいろ蒸し」の専門店ということで、メインの「しゃぶしゃぶ」と「せいろ蒸し」が運ばれてきた。
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大盛りの野菜が運ばれてきて、鍋に投入される。
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しゃぶしゃぶ
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サプライズの「せいろ蒸し」が登場した。コースには含まれていないが、追加してくれたようだ。
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一面に黒豚が敷き詰められた。これを蒸し焼きにするのだ。
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生そば
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メロン
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お土産にいただいた「ジャパンプレミアム 塩尻マスカット・ベーリーA ミズナラ樽熟成 2012」
「ジャパンプレミアム 塩尻マスカット・ベーリーA ミズナラ樽熟成 2012」は、ミズナラ樽由来のココナッツの様な香ばしい香りが、「マスカット・ベーリーA」特有の甘い香りと絶妙なバランスを醸している。今、家で飲んでいるのだが、かなり美味しいワインだ。「ワインを開けたらその日のうちに飲み切らないといけない」と思っている人は多いと思うが、以前、登美の丘ワイナリーの渡辺所長に教えてもらったのは、「ワインを開けてから1日目、2日目、3日目と味の変化を感じながら飲む」という飲み方。登美の丘ワイナリーのワインように、キチンと作られたワインであれば、そういう飲み方もできるのだ。
昔はワインといえばフランス料理だったが、今では日本料理店でもワインがよく飲まれている。焼き鳥屋で赤ワインを飲むのはかなり定着してきたし、寿司屋で白ワインを出す店も多い。今回、僕が感じたのは、ロゼのほんのりとした甘みは、日本の調味料を使った料理とよく合うし、甲州の柑橘のような香りや酸味は和食との相性が抜群にいいということだ。そして、赤ワインが煮物にもよく合うというのは発見だった。
下のAmazon日本ワイン特集を見ると、「日本ワイン サントリー ジャパンプレミアム赤白ロゼ 3本セット」(マスカット・ベリーAロゼ、甲州、マスカットベーリーA)が5千円弱。この値段であれば家飲みにも使えるのではないかと思う。
その他詳しいことは、下のサイトを参考にしてください。
■ブランドサイト:日本ワイン サントリー
■購入先: Amazon 日本ワイン特集

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