巣鴨には魅力的な立ち飲み屋が少ない。居酒屋はいくつかあるのだが、たいてい駅から少し歩く場所にある。やはり駅前で気軽に入れる立ち飲みがないと、軽く一杯飲んで帰る感じになはらないものだ。巣鴨駅前で最近お気に入りなのは、「立呑 一平」だ。ご主人はなんと50年以上寿司職人をしていた方。オープンして2年になるという。
写真は「酢の物」。コハダ、タコ、エビ、カニなどが入っている。いかにも寿司屋のツマミで出そうな品だ。これだけ料理がおいしくて、ほとんどが300円とくれば、立ち飲み好きにはたまらないだろう。
まだあまり知られていないので客は少ないが、この近辺で一番の立ち飲み屋なのは間違いない。立ち飲みも混み過ぎると居心地が悪くなるものだ。僕としては、今くらいの感じがちょうどいい気がする。
■住所:東京都豊島区巣鴨1丁目10−3
「づけ鮪さしみ」500円
2日前に行った時、隣の人が頼んでいて気になった「焼魚鮭」400円。この日はこれを食べるために再訪してみた。
「”寒い夜”飲んだあとに、あったかいんだから・・・」と書かれていたので注文してみた「一平汁」300円。確かに寒い夜のシメには最高の汁ものだ。
「あんきもポン酢」500円。さすが元寿司職人という感じのクオリティだ。