2年ほど前、僕のお気に入りの店「ビストロ・ジュイエー」が「割烹ビストロ・樹癒え」として再出発をした。ビストロとしては東京でもトップクラスの店だと思っていたが、突然のリニューアルには驚いた。3年連続でミシュランにも掲載されて、いよいよ星を目指すのかと思いきや、ご主人の日本酒好きが高じてリニューアルすることになったようだ。 何が変わったのかというと、まず内装が変わった。京都の町屋をイメージした、樹の温もりのある内装。一人で日本酒を飲むことができるカウンター席もできた。いつものサービスの人にその辺の話を聞くと、「カウンターは一人でももちろん大丈夫ですし、毎日来てもいいですよ」とのこと。確かにカウンターはいつでも空いてそうだが、毎日来るのはちょっと難しいか。
アミューズ 元々ビストロを名乗ってはいたが、料理のレベルは他のビストロとは一線を画すクオリティだった。それが日本酒も扱いだして、あのフォアグラも日本酒と共に食すことができるのかと思うと、この先どうなるのか楽しみだ。
「メークインと紫芋のポテトサラダ、トリュフ風味、いぶりがっこ添」(700円)
「江戸前アナゴの塩麹あぶり焼き」(1,000円)
「当店名物フォワグラのリゾット」(1,300円)
「渡り蟹、生ホタルイカ、剣先イカの冷製パスタ、オマールエビのジュレ添え」(1,800円)
日本酒はすべて統一価格で、1合900円、約1/2合500円
「豚の梅酒煮」(2,200円)メニューにない逸品。
「カラフルいなり」(700円)は、梅、抹茶、ゆず、いなりの4種の味。一番左はバルサミコがかかっている。
デザートは700円。3種類あったが、「キャラメルのブランマンジュ、焦がしバター塩キャラメルのアイスクリーム添え」にした。
■店名:割烹ビストロ樹癒え
■住所:東京都豊島区北大塚2-3-12 1F
■電話:03-3949-7721