新型コロナの影響でしばらくは過去記事です。博多ラーメンの発祥と言われる「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」。創業1946年(昭和21年)で現在のご主人が3代目。今年で76年になる老舗だ。麺は極細の平打ち麺。一般的な博多ラーメンの極細麺と違い平打ちなのが面白い。スープは、豚の頭、足、 背骨、皮などを16時間以上かけて煮込むという。このこってりとした濃厚スープに平打ち麺がよく合うのだ。しかも「ラーメン(並)」は580円という安さ。常に行列するのも納得の人気店だ。
博多ラーメンの発祥についてはいくつかの説がある。昔記事にした南京千両は元祖とんこつラーメンの店。南京千両は1937年(昭和12年)開業で「赤のれん」よりもかなり古い。
赤のれんは、博多ラーメンの原型を築いた店とも言われる。ラーメンにメンマや紅しょうがを入れたのは赤のれんが最初のようだ。ちなみに「赤のれん」というのは、赤い暖簾のことではない。店名のない屋台の時代、白い暖簾を掛けていたが、その暖簾が店の電球で赤く染まって見えたことから学生たちが「赤のれん」と呼ぶようになったそうだ。「節ちゃんラーメン」の「節」は2代目の名前が由来。
「替玉」130円
「ギョーザ (8個)」400円。ギョーザもかなり美味しい。お客さんは家族連れが多く、店員さんの接客も好印象。
「生ビール 中ジョッキ」530円
■店名:元祖赤のれん 節ちゃんラーメン
■住所:福岡県福岡市中央区大名2-6-4
■電話:092-741-0267