新型コロナの影響でしばらくは過去記事です。翡翠を買いに糸魚川に行ってきました。糸魚川と言えば2016年の糸魚川大火が記憶に新しいところです。200年以上の歴史がある「鶴来家(つるぎや)」も前の建物は全焼しましたが、今は新しく建て替えた建物で営業を再開しています。
お昼は3,100円、5,500円、8,800円の3種類がありましたが、昼懐石5,500円を注文。富山湾の魚などを使った質の高い料理を頂きました。
地元で採れた魚を使っているとのことです。漁場が近いと言うこともあるかもしれませんが、日本海の魚は美味しいですね。
海の食材を中心に組み立てられたコースです。
鶴来家は「えちごトキめき鉄道」のリゾート列車「雪月花(せつげっか)」で特製弁当の提供しています。糸魚川大火後も休まず、火災を免れた自宅の敷地内に仮設の調理場を作って弁当の提供を続けたそうです。こういうところが普通の店と違うところなんでしょうか。5代目のご主人は東京や金沢の料亭で修業された方。鶴来家はミシュランガイド新潟2020特別版でミシュランプレートを獲得しています。
鶴の親子が庭の松に舞い降りた時に、これは素晴らしい吉兆だということで、それ以来「鶴来家」と呼ばれるようになったそうです。200年以上の歴史がある店だけに屋号についても由来があります。
■店名:鶴来家(つるぎや)
■住所:新潟県糸魚川市大町2-13-1
■電話:025-552-2233