築地王さんと「居酒屋礼賛」の浜田さんを引き合わせるオフをやりました。こんなビックなお二人の間を取り持つことになるなんて。。。出版社のYさんも同席されて、お酒好き4人で飲んだり食べたり。Yさんも相当グルメな方です。築地王さんと浜田さんは本を書かれている方々なので、著書に関わる興味深いお話もいろいろとお聞きすることができました。酒好きが酒の話をする。こんなに楽しい時間はありません。普段できない居酒屋の話なども面白い。
お酒が進むにつれて、話題は出版の話になります。出版業界のことはあまりよく知らないので、築地王さんとYさんの話を興味深く伺いました。築地王さんの発想や企画力にはほんとに驚かされます。Yさんはこういう会話からイメージを膨らませていくのでしょう。浜田さんはいつものように穏やかにお話されます。紙上での対談の様子や居酒屋系の著名な方々との交流についてもお話されていました。
やまだやベーコン(987円)。これは絶品。酢キャベツも美味しいです。
野菜いろいろ温サラダ(630円)
わら焼 カツオの塩タタキ(1,260円)
手作り帆立貝クリームコロッケ(4コ)(840円)。これは名物のようですね。帆立貝がゴロゴロっと入ってます。
伊予水軍(地鶏)モモ炭火焼(塩又は辛味ソース)(1,260円)。砂肝と白レバーとの皿盛り。ご主人のこだわりがすごいです。ムネタタキ(1,050円)、ホルモン焼(997円)、すき焼(2,625円)などもあります。
レバームース(840円)
のど黒(塩焼又は煮付)(1,575円)。これもすごく美味しい。オススメです。こんなに美味しいのど黒がこの値段なら安いでしょう。
たっぷりカニミソのピザ(1,155円)
黒ぢょか1合(682円)
ビールの後は、4種類の酒、本日のオススメセットにしました。これは日本酒と焼酎があって、盆にグラス4つ乗せて出てきます。
その後飲んだのがこの黒ぢょか。2合ずつ頼みます。焼酎を水で前割りしたものをこの容器(黒ぢょか)で温めます。前割りしたものを2~3日置くと、水と焼酎がよく馴染んでマイルドになります。一般的には水と焼酎が1:1くらいでしょうか。これは九州の飲み方のようですね。ちなみに黒ぢょかは、鹿児島の焼酎用燗つけ器とのことです。
ご主人自慢の「いなだ」です。
築地王さんがいらしているので、ご主人が時々様子を見に来ます。料理の説明をする時の、ご主人のキラキラした目を見ると、ほんとに料理がお好きなんだと感じます。この「いなだ」についても熱く語っていました。
そういえば、伊予水軍(地鶏)や白レバーについても・・。とにかく一つ一つの料理にこだわりがあって、聞くと嬉しそうに語る姿が印象的でした。
これ1本、1万5千円するそうです。ところで「いなだ」って、関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと出世するんですね。
「8月3日のおんじき」。普通の「おんじき」と日付のある「おんじき」があります。毎日手書きで書いているそうです。
今回のお店は築地王さんのセレクト。「やまだや」は築地市場で仲買をしている方の息子さんの店だそうです。市場が日本橋にあった時から仲買をしているということで、代々家業を継いでいるんですね。それだけに魚の質は高いです。刺身も旨いのですが、特に手を加えた魚の旨さは素晴らしいと思いました。
【参加者】
・「築地市場を食べつくせ!」築地王さん
・「居酒屋礼賛」浜田さん
・Yさん
・くに