フランスワイン ジュルネ・デュ・ヴァン 2012

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ワインの最も代表的な生産国と言えばフランス。ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュなど名高い産地も多く、品質の高さでは圧倒的な存在だ。ただ価格を考慮に入れるとフランスワインに手が出ないことも多い。イタリア、スペイン、カリフォルニア、チリ、オーストラリアなどなど安くて魅力的なワインの産地は他にもある。そう考えるとレストランでフランスワインが選ばれる機会は意外と少ないのかもしれない。
「ジュルネ・デュ・ヴァン 2012」は、フランスワインを安く手軽に楽しんでもらおうというイベント。フランスのファインワインをグラス700円または1,000円、キャラフェを2,000円または3,000円で提供する。和食店やワインバーを含む東京の人気レストラン約50店が参加する企画だ。参加店など詳細はジュルネ・デュ・ヴァン 2012の公式HP参照。
「銀座小十」奥田透氏
「銀座小十」奥田透氏のスピーチ
フランス大使クリスチャン・マセ氏
フランス大使クリスチャン・マセ氏
「アラン・デュカス・エンタープライズ」シェフソムリエジェラール・マルジョン氏
「アラン・デュカス・エンタープライズ」シェフソムリエジェラール・マルジョン氏
フランス大使館で「ジュルネ・デュ・ヴァン 2012」のプレス発表会があるということで、僕も声を掛けていただいた。少し遅れて到着すると、銀座小十の奥田さんがお話をしているところだった。今回は和食店も参加しているが、ワインに詳しい奥田さんはこのイベントにピッタリの料理人だ。
大使館での発表会のあと、同じ敷地内のフランス大使公邸に移動してレセプションが行われる。大使館を出て目の前の坂をみんなでぞろぞろと登っていく。山の斜面をそのまま庭にしたような広大な敷地。フランス大使公邸は森に包まれていた。
『神の雫』原作者亜樹直氏
『神の雫』原作者亜樹直氏による乾杯、右は食空間プロデューサー山本侑貴子氏
シャブリ
グラン・クリュとプルミエ・クリュ。この日は全部で5種類のシャブリが用意された。
料理
料理
ランベリー
フランス料理は「ランベリー」が担当。岸本直人シェフも自ら調理。
『神の雫』原作者亜樹直氏の乾杯でレセプションがはじまった。シャブリは世界で最も有名な白ワイン。瑞々しく深みのある味わいは、まさに「シャルドネの真髄」といえる。「ジュルネ・デュ・ヴァン 2012」のスタートは7月20日~のシャブリからだ。ちなみに今後地方別に下のような日程でイベントが進んで行く。
■ジュルネ・デュ・ヴァン 2012
①シャブリ 2012年7月20日~8月2日
②ボルドー 2012年10月20日~11月2日
③南仏 2013年1月20日~2月2日
フランス料理は「ランベリー」が担当。岸本直人シェフもプレートで「豚のアンドゥイエット」を自ら調理されていた。
八雲茶寮
八雲茶寮
日本料理は「八雲茶寮」が担当
デザート
デザート
デザート
「佐賀県産柚子のクレープシュゼット」。デザートは大量に用意されている。
「八雲茶寮」の和菓子
「八雲茶寮」の和菓子
寿司のようにお客さんの目の前で作る「八雲茶寮」の和菓子
日本料理は「八雲茶寮」が担当。大根甘酢漬け、雷胡瓜、牛蒡、さつま芋、土佐椎茸、玉子焼き、煮蛸などなど、小さくつまめる折り詰めが嬉しい。シャブリは酸味や果実味が特徴で、魚介類との相性がいい。この料理を食べながら、日本料理とシャブリの組合せもかなり可能性があると感じた。意外だったのは、最後にふるまわれたシンプルな塩おにぎりとシャブリの相性のよさ。辛口の日本酒が好きな人は、和食にもシャブリを試してみるといいかもしれない。
「八雲茶寮」の和菓子は、寿司のようにお客さんの目の前で作る。和菓子を食べながらクレープシュゼットの順番待ちをしたり、日本料理を食べながらフランス料理もつまんでみたり。違和感なく様々な料理を楽しめたのは、シャブリを飲んでいたからかもしれない。「ジュルネ・デュ・ヴァン 2012」では、フランスのファインワインをかなり格安な値段で楽しむことができる。フレンチ、和食、ワインバーなどが参加する。
詳細はジュルネ・デュ・ヴァン 2012の公式HP

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