鴨川の川床の様子
夏休みの旅行の続き。今年の夏もいろいろと食べ過ぎたようで、なかなか旅行記が終わらない。いつまでも夏の記事ばかりやってもしょうがないけど、他の記事の合間に書き進めていきます。
さて、千花で夕食を食べた後、鴨川を渡るときに、川床の風景を見ることができた。川沿いで夜景を見ながら飲む酒はうまいんだろうなあ。そう考えると我慢できなくなってくる。ホテルは大阪なので、あまり遅くまではいられないが、1杯だけ飲んで帰ることにした。
鴨川沿いにあるバーSENT JAMES CLUBは、創業30年になるという。夏季(5/1~9/30)は川床を楽しむことができる。別途、川床チャージ1,000円が必要だが、そんなバーは他にないので1,000円払う価値はありそうだ。
店に入ってすぐ、川床の席をお願いした。「あいにく満席となっております。空きましたらお声掛けしますので、それまでカウンターでもよろしいですか?」と言うので、席が空くまでカウンターで飲みながら待つことにした。
レンガ倉庫のような薄暗い店内は、落ち着いた雰囲気。客も店員も多く、静かな活気がある。カクテルの味を楽しむというよりも、この雰囲気を楽しみながら、気軽に1杯やるくらいの感じがいいのかもしれない。今日食べたお昼の「いっしん」や夜の「千花」、昨年の「千ひろ」の話などをしながら、ここでウトウトと飲みはじめた。
マティーニ
SENT JAMES CLUBの川床
川床の席は意外と早く空いた。ちょうど1杯飲み終えるところだったので、マティーニとロブロイを追加注文して、外に移動。川床は風が吹き通って気持ちがいい。余計な照明がなく、キャンドルと月明かりだけというのも雰囲気がある。川の流れる音と話し声が風と一緒になって聞こえてくる。
夏の暑い日の夜、こういう所で飲むのは気分がいいものだ。風を受けながらカクテルが飲めるバーというのも滅多にない。ここ数年、毎年京都に行っているが、祇園で食事した帰りに川床に寄って帰るのもたまにはいいかもしれない。
■店名:SENT JAMES CLUB
■住所:京都府京都市下京区木屋町四条下ル斎藤町140-19
■電話:075-351-7571
■営業時間: 19:00~26:00、日曜17:00~26:00
■定休日:元旦のみ
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