西口やきとん 浅草橋

焼き鳥

レバーとシロ
レバーとシロ
浅草橋の人気店「西口やきとん」。元々西口のガード下で営業していたが、2003年に現在の場所に移転。浅草橋駅の西口から徒歩数分のところにある。創業は昭和48年。安くておいしいのも魅力だが、個性的なメニューが楽しい店でもある。


タンとハツ
タンとハツ
西口やきとんは、「立ち飲み」といえば真っ先に名前があがるほどの有名店。2006年、目の前に「西口やきとん広場」という新店舗をオープンした。これで店に入りきれないということもなくなった。秋葉原の「やきとん元気」は息子さんの店。こちらも最近人気が出てきているようだ。
焼き物はすべて1本100円。タン、ハツ、レバー、シロなどスタンダードなものから、カシラに獅子唐をはさんだ「白獅子」、ハツに獅子唐をはさんだ「赤獅子」などちょっと珍しいものもある。皿ものはすべて200円。どのメニューも値段がかなり安い。
店に入ると手前のカウンターはほぼ満席。奥は座れるテーブル席になっているが、そちらも満席のようだ。手前でゆったり立ち飲みしていたお二人が1人分のスペースをあけてくれた。立ち飲みは席が決まってないので、場所がないように見えてもなんとなく入れてしまう。お隣さんに軽く挨拶をして、さっそく注文。
ホイス
ホイス
カチワリワイン
カチワリワイン(赤)
とりあえず、やきものを適当にお願いした。飲み物は人気のボール(レモンハイボール)ではなく、この日はホイス280円にした。
ホイスというのは、ウイスキーをもじったホイスキーの略。昔からあるハイボールの素だ。漢方薬やワイン、リキュールなどが入っている。焼酎でウイスキーを飲んでいる気分が味わえる?という庶民の味方だ。
西口やきとんの魅力は、値段の安さと味のよさ。一風変わったメニューがあるのもいい。たとえばこの店の煮込みは味噌ではなく塩煮込み。野菜とモツがいい感じで塩味と合う。さっぱりとするのでやきとんのお供にいい。
塩煮込み
塩煮込み
フランスパン
フランスパン
苦茶割りは中国の「苦茶」(くうちゃ)を焼酎で割ったもの。これはさすがにここにしか置いてないんじゃないだろうか。苦茶割りも捨てがたいが2杯目はカチワリワイン(赤)400円にした。ワインもこの店では定番になっている。やきとんに合うからか、赤を頼む人が多いようだ。
最後はフランスパンでシメる。フランスパンを串に刺して焼いただけだが、振りかけられたクレイジーソルトがいい感じだ。カリカリの食感もいい。僕はどうしても最後にこれを食べて帰りたくなる。たぶんこれを食べないと西口やきとんに来たという感じがしない。この店のメニューの中でも僕の一番のお気に入りだ。

■店名:西口やきとん
■住所:東京都台東区浅草橋4-10-2
■電話:03-3864-4869
■営業時間:16:30~23:00、土曜日16:30~21:00、日曜祝日15:00~20:00
■定休日:日曜日、祝日

大きな地図で見る

タイトルとURLをコピーしました