名誉館長はんつ遠藤さん
7大ご当地食べ比べセット
内覧会は18時から。僕は30分ほど遅れて参加した。会場に着くと、フロアの中央のテーブルに知った顔ばかりずらりと並んでいる。一番手前には「らーめんダイニングど・みそ」の店主齋藤さん。しばらく会わないうちに船釣りしすぎて顔が真っ黒になっている。今回誘っていただいた月島仮面さん、どるふぃんさん、Mikasaさん、pochiさんなどかなり久しぶりにお会いする方々ばかりだ。というか、僕が最近あまり人に会ってないのでご無沙汰してしまっていた。
石炭やきそば
北海道名物カレーラーメン
まる屋丼(今治名物とり皮丼)
テーブルにはかなりの数のやきとりが並んでいた。今回出店しているのは「7大やきとりの街」の人気店。北海道からは室蘭やきとり「やきとりの一平」と美唄焼き鳥「やき鳥たつみ」。ふくしま焼き鳥「鶏料理 鳥安」、東松山やきとり「やきとり ひびき」、愛媛の今治ヤキトリ「焼鳥 まる屋」、山口の長門やきとり「焼とりや ちくぜん」、福岡の久留米やきとり「焼とり鉄砲」の7店だ。
ダルムの唐揚げ
彩の国黒豚メンチカツ
これほど個性的なやきとりが一堂に会すのも珍しい。室蘭やきとりのようにカラシをつけて食べる地域もあれば、東松山のようにピリ辛の味噌だれもある。そもそも「やきとり」といっても鳥だけではない。「やきとん」も地域によっては立派な「やきとり」だ。久留米なんか馬肉でも何でも串に刺せば「やきとり」になる。
やきとりは地域の特性や食事情が反映されやすい料理なのだと思う。いわば地方のソウルフード。「やきとりひびき」以外は東京初出店ということで、これまで東京で食べることができなかった地方のやきとりを一つの店舗で楽しむことができる。
焼豚たまご飯
ふくしま餃子
「全や連総本店 東京」は店舗が474 ㎡、229 席もある。全国7大やきとりの街の人気店をこの店だけで食べ比べできてしまう。それも値段がかなり安い。福島セット、東松山セット、久留米セットなど地域別のセットがありどれも5本で980円だ。「全や盛」は15本で1,980円、「7大ご当地食べ比べセット」は7本で1,280円。注文を工夫すればかなりリーズナブルに利用できそうだ。
メニューは非常にボリュームがあって全ては紹介しきれない。気になったのは、彩の国黒豚メンチカツ480円、今治市のソウルフード「焼豚たまご飯」680円、北海道名物カレーラーメン580円、ふくしま餃子480円、美唄の石炭やきそば580円、まる屋丼(今治名物とり皮丼)、久留米名物ダルムの唐揚げなど。他にもいろんなメニューがあってとても一日では食べきれない。大手町駅は僕もよく使う駅なので、ちょっと予定が空いたときにでもまた来てみようと思う。
■店名:全や連総本店 東京
■住所:東京都千代田区大手町1丁目7番2号
東京サンケイビル 地下鉄大手町駅E1出入り口すぐB2F
■電話:03-3231-7705
■営業時間:11:30~14:30 L.O.14:00 ※5月中旬開始予定、17:00~23:00 L.O.22:00(フード)L.O.22:30(ドリンク)、土日祝12:00~22:00 L.O.21:00
■定休日:不定休