ビストロ ワタナベ 田端

フレンチ

190130_09.jpg
田端の「ビストロ ワタナベ」。店の扉にキャンバスのようなものがあって、「ジビエと旬のビストロ・・・。日本各地、月の輪熊、猪、鹿、カルガモ、青首鴨、狸、ヒグマ、鳩etc・・各地の魚介、有機野菜」とある。ジビエを軸とした料理を出すということで、まさにこの通りなのだが、それ以上に店主渡辺さんのアイデアが独特な印象を与える。ジビエと、渡辺さんの料理と、渡辺さんのお喋りとこだわりを楽しむ店。ビストロワタナベとは、そういう店だ。メニューは1週間で変わる。3日で変わる時もある。その時々の食材と気分でメニューを組み立てているようだ。メニューは手書きのものを見せてもらったが、お客さん用ではなくご自身のメモだ。


カウンター7席と奥にテーブル席がある。ご主人によると、8人までは入るが、6人までしか無理!とのこと。お一人ですべてやっているので、目の前の6人で精一杯だ。他のお客さんはどうしているか知らないが、我が家は料理とお酒をすべてお任せしている。値段は低く抑えられていて、この値段でこれだけの料理とワインを出せるのかと驚かされるほどだ。
店内の壁には、東京湾から横浜まで鉛筆で描かれた5mくらいの長さの絵が飾られている。その上は新潟の山海の絵。これらはお客さんの作品だ。BGMもお客さんがセレクトしたCD。ビストロワタナベは、いろいろな人に支えられている店なのだ。
190130_04.jpg
奥飛騨の熊のコロッケ。パンには熊の脂を塗り込んでいる。
190130_05.jpg
ホタルイカとサザエのロワイヤル
190130_02.jpg
190130_03.jpg
シードル
190130_06.jpg
190130_07.jpg
鈴也ファームさんの根菜達。有機野菜、白タンポポ等。蒸してさっと炒めただけのものらしい。
190130_08.jpg
190130_09.jpg
仏産ホワイトアスパラのパイ包みオランデーズ
190130_10.jpg
190130_17.jpg
パンも手作り。自分でできることは自分でやるというのがこの店のスタイル。
190130_12.jpg
岡山美作の本州鹿ロース 低温で 北海道の鰯 おけさ柿
190130_13.jpg
190130_14.jpg
190130_15.jpg
野鳥のコンソメスープ3日間仕込み生のり
190130_16.jpg
真鱈 白子のムニエル 桜エビ にごり酒のソース
190130_18.jpg
190130_19.jpg
雌猪ロース〜バラ赤ワイン煮イノシシのフォンでトリュフ風味
190130_20.jpg
190130_21.jpg
せりのご飯
190130_22.jpg
安穏芋のカスタードと手作りのキンカンのジャムを練りこんだガトーショコラ
190130_23.jpg
マンデリン。フレンチプレスで淹れている。
190130_01.jpg
■店名:ビストロ ワタナベ
■住所:東京都北区田端1-16-2
■電話:03-3823-1120

タイトルとURLをコピーしました