新型コロナの影響でしばらくは過去記事です。400年以上の歴史がある蕎麦屋「稲荷蕎麦 萬盛」。この店にも面白い話が残っています。
元和時代(1615〜1624)、伝通院に澤蔵司(たくぞうす)という修行僧がいました。わずか3年で浄土宗の奥義を極めた天才ですが、実は稲荷大明神が化けた姿だったそうです。伝通院の門前の蕎麦屋によく食べに行ったそうですが、その店が今も門前に残る「萬盛」です。
萬盛は江戸時代から毎日、澤蔵司稲荷様にその日の初茹での蕎麦を奉納しています。奉納する際と同様のものが「はこそば」(800円)としてメニューに載っています。油揚げがのっているのがそれらしいですね。
ビール(中瓶)590円
期間限定の土曜日限定のランチセット「土曜御前」(1,500円)。せいろ、天ぷら盛り合わせ (秋の味覚、きのこ入り)、稲荷ずし、甘味 (そば白玉)、そば茶のセットです。
稲荷ずし
天ぷら盛り合わせ (秋の味覚、きのこ入り)
せいろ
甘味 (そば白玉)
「はこそば」(800円)
■店名:稲荷蕎麦 萬盛
■住所:東京都文京区春日2-24-15
■電話:03-3811-2763