9月8日(水)、金町に興味深い立ち呑み屋がオープンしました。あの「麺や七彩」と、はんつ遠藤さんのコラボ「立ち呑み居酒屋 金町製麺」です。この店の話は、赤坂サカスの時にちらっと聞いていました。そこからの展開が早かったですね。プレオープンに呼んでいただきましたので、金町まで足を運びました。特徴的なのは、トリスハイボールをメインにした店であること。大々的にトリハイを扱う様は、トリスハイボールおすすめ居酒屋特集参加店並です。麺や七彩の店ということで、ラーメンも用意されているのが、普通の居酒屋と違うところ。しかも七彩のラーメンですから、これ以上のシメは望めません。
ちょっと遅れての到着でした。店先にはど・みそ店主と月島仮面さんの姿。中に入って正面に、油屋エマさん、大林千茱萸さん、KABOさん、yaeさんと、顔馴染みのメンバーがテーブルを囲んでいます。
まずは刺身の盛り合わせ。イカ、いなだ、天然真鯛、〆さばなど。魚は毎朝仕入れているそうで、刺身はかなりいいですね。金町製麺では、刺身でトリスハイボールを飲むものいいかもしれません。とりモモ肉揚げは、金田油店のオリジナルブレンド油が使用されています。この油は、今後ネットでも販売する予定のようです(もう売ってるのかな?HPでご確認下さい)。自家製ベーコンもうまいですね。燻製香がたまりません。トリスハイボールと燻製もよく合うんですよね。ただ、このへんのメニューには、濃い目の「元祖トリハイ」の方がぴったりです。金町製麺には、様々なタイプのトリスハイボールも用意されています。
1本丸ごと「ふろふき大根」は、すごい迫力。デカすぎてテーブルに載せるのが大変なほどです。これは今後、金町製麺の看板メニューになるのではないでしょうか。もつ煮込みやポテトサラダもいいですねえ。「立ち呑み居酒屋 金町製麺」というだけあって、立ち呑みの定番は外しません。板わさは、「尾道 桂馬の蒲鉾」を使用。これは大林千茱萸さんのオススメでもあります。千茱萸さんが紹介したんでしょうかね。従来の立ち呑み屋は、安く飲むとにこだわる店が多かったと思います。元々、立ち呑みとはそういうものですね。金町製麺のように、食材の品質にこだわる店は、立ち呑み屋の中では異色ではないでしょうか。立ち呑みも増えてきています。今後は、金町製麺のような新しい立ち呑み屋も出てくるかもしれません。
金町製麺には、いろんな種類のトリスハイボールがあります。すり潰しライモンは、ライムとレモンの両方が入っているから、ライモン。香りが爽やかなトリスハイボールです。王様のレモントリハイは、焼酎のレモンハイのような感覚で飲むことができます。昔の立ち呑みのような雰囲気で、内容が今風になっているところが金町製麺の面白いところです。
店内はカウンターと、広めの立ち飲みスペースがあり、ゆったりと飲むことができます。金町製麺に入ってすぐに気づくのは、壁面に大きく書かれた「おかえりなさい。」の文字。我が家に帰るように、また帰ってきて欲しいという思いでしょうか。気軽に接してくれる若いスタッフのみなさんを見ていると、このコンセプトそのままの店になりつつあるように思います。そして「麺や七彩」の阪田さん。厨房にこの顔があると、金町製麺も七彩なんだなと、妙に納得してしまいます。
最後のシメは、やっぱりラーメンです。かなり遅い時間になってしまい、終電が気になりますが、ラーメンが出てくるまで待ったかいがありました。金町麺は、細麺の醤油味。上に載った玉ねぎは、八王子ラーメンか、燕三条ラーメンでしょうか。もう1種類は七彩麺。注文の時に「金町麺」か「七彩麺」か聞かれましたが、もちろん「両方!」。この日はプレオープンなので、今後どうなるか分かりませんが、ラーメンは限定数販売するようです。最近の様子については、金町製麺のブログをご覧下さい。
立ち呑み居酒屋 金町製麺のブログ
■店名:立ち呑み居酒屋 金町製麺
■住所:東京都葛飾区金町6-2-1ヴィナシス金町1階
■営業時間:18:00~終電がなくなる頃
■定休日:不定休
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