2008年11月10日

ブルイックラディ蒸留所(BRUICHLADDICH) アイラ島

アイラ島に渡ってはじめに訪れたのはブルイックラディ蒸留所(BRUICHLADDICH)でした。蒸留所長のダンカンさんと奥様のバーバラさんが二人三脚で頑張っている人情味あふれる蒸留所です。ここは1800年代と同じ物を使って同じ製法でウイスキーを作っているという個人経営の蒸留所。アイラ島で個人経営の蒸留所はここともう1ヶ所のみになってしまったそうです。

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これが蒸留所の看板。ポットスティルの一番上から足が出ているというちょっとしたジョーク。

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黒板や手書きの管理表を使用しています。大きなモニターやパソコンが並ぶ蒸留所が多い中、アナログで品質管理している光景はかえって新鮮です。

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ブルイックラディでは木製の古い設備を大切に使用しています。今ではどこの蒸留所でもステンレス製の機材ですが、ここではこんな珍しいものを見ることができます。

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糖化槽が丸見えになっていました。まるで耕作機械のような見た目です。

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発酵槽は全て木製です。ここまでくると発酵槽は木製でなければいけない気さえしてきます。

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ポットスティル。ストンと真っ直ぐに上に伸びています。小さめでシンプルな形態。これがウイスキーの味に大きく影響します。

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この犬は蒸留所で飼われているバッチャーという名の犬。とても人懐っこくてカワイイやつです。

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ボトリングもこちらでやっています。3~4人で手作業で梱包などをしています。しかしこんなところまで見学させてもらえるとは。

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ミニボトルの梱包をしている作業員さん。バーバラさんの「ほら!写真撮るわよ!」という合図で何人か笑顔をくれました。ブルイックラディのウイスキーは、アイラ島にある蒸留所の中で一番ピート香が弱いんだそうです。ここの人たちと接していると、そういう飲みやすく優しい味を作る人たちだということがよく理解できます。蒸留所はとても明るく雰囲気がいい職場のように見えました。

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バーバラさんが「特別に見せてあげる」と言って連れて行ってくれたのは「バチカン」と呼ばれる貯蔵庫。これが通常見ることが出来る場所なのかどうかはわかりません。

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巨大な空間はまさに圧巻!緻密にずっと奥まで高く高く積まれています。

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試飲の前にショップに立ち寄ります。この樽からビンに自分でウイスキーを入れて購入できます。自分で入れれるというのがいいですね。樽はその時々で変わるのでその時だけの特別なウイスキーです。

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なんと自分でラベルまで貼ることができます。これはいい記念になりますね。

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ウドさん曰く「いい貯蔵庫には必ずいいカビが生えている」。それを実証するようなすばらしいカビが壁一面に生えていました。この貯蔵庫で試飲させてもらいます。こんなとこで試飲するのはここがはじめてです。

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こちらが蒸留所長のダンカンさん。16世紀に4回蒸留をしたウイスキーの記録があるそうですが、ブルイックラディはなんと4回蒸留に挑戦しています。たった1年半ですごく濃い色をしていました。

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いやあ、感激しました。ここまで手作り感あふれていて、しかも開けっ広げな蒸留所があるとは!まるで親戚の家にでも行ったような感じでした。これからはブルイックラディも飲まなければ。一気にファンになってしまいました。




こんな素晴らしい経験ができるなんて!感激しました!

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コメント

木の香りが伝わってくるような年代モノの設備でありながら、驚くのは
徹底的に掃除しているんだなぁと思える清潔さですね。
4回蒸留という話は初耳で、これまたビックリ!
それだけやっても風味がヘコたれない強さがあるんですね。
アルコール度数はどのくらいになるんだろう・・・☆

◆つきじろうさん
木製というのは暖かみがありますね。1800年代の機材ということで博物館みたいですが、まだまだ使えるようです。ウイスキーに関しては今の施設の方が勝っているかどうかあやしい部分もあるようですね。

4回蒸留ってすごいですね。4回も蒸留して大丈夫かなと思いましたが味はかなりしっかりとしていました。

日本酒作りでいう杜氏のような方がいるんですねぇ。
やはり、職人さんの経験と技がウイスキー作りには必要なんですね。

◆こうめさん
ウイスキーではスティルマンと呼ばれる職人がニューメイクなど品質の管理をしています。数値を見て判断しているそうですが、勘や経験も大切なんでしょうね。

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